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カタストロフと美術のちから展開催、オノ・ヨーコやChim↑Pomなど40組が参加

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オノ・ヨーコ 《色を加えるペインティング(難民船)》1960 / 2016年 ミクスト・メディア・インスタレーション サイズ可変 展示風景:「オノ・ヨーコ:インスタレーション・アンド・パフォーマンス」マケドニア現代美術館(テッサロニキ、ギリシャ)2016年


六本木ヒルズ・森美術館15周年を記念した展覧会「カタストロフと美術のちから展」が、森美術館にて開催中。会期は2019年1月20日まで。

英語で自然界や人間社会の大惨事を意味する「カタストロフ」にフォーカスした本展。東日本大震災やアメリカ同時多発テロ、リーマンショックなど世界各地で絶えず発生するカタストロフ。私たちを絶望に追い込むいっぽうで、そこから再起しようとする力は想像力を刺激し、創造の契機となることもまた事実。


東日本大震災以降、国内外の数多くのアーティストが復興・再生への願いを込めて理想や希望を描き、より良い社会のために新しいヴィジョンを提示しようと試みている。

本展では、地震、津波などの天災や、事故、戦争などの人災、個人的な悲劇を表現した作品を幅広く紹介。会場は、「美術が惨事をどのように描いてきたのか」に焦点を当てたセクションと、再生や復興、より良い社会が表現された作品を紹介するセクションから構成する。

出展作家は、建築家の坂茂や写真家の畠山直哉、アーティストのトーマス・ヒルシュホーンや平川恒太、チンポム(Chim↑Pom)、オノ・ヨーコなど40組。

カタストロフと美術のちから展
会期:2018年10月6日(土)〜2019年1月20日(日)
会場:森美術館
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階
開館時間:10:00〜22:00(火10:00〜17:00)
※2019年1月1日(火・祝)は22:00まで
※いずれも入館は閉館時間の30分前まで
会期中:無休
入館料:一般1,800円/高校・大学生1,200円/4歳〜中学生600円/65歳以上1,500円 (いずれも税込)
https://www.mori.art.museum/jp/

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