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Sharar Lazima

Sharar Lazima

学生。バングラデシュ出身、東京育ち。名前は古典アラビア語で「重要な光」という意味を持つ。ヒップホップクルーKANDYTOWNのメンバーであるryohuのソロ『All In One』のジャケット写真を手がける。ブログでは自分の目に映る東京カルチャーを綴っていく。


カレーの国から来ました。

    初めまして、シャラと申します。
    りょうこさんとは様々なライブで顔を合わせていて、初めて話した時にneolで今度やる企画にモデルとして出て欲しいという所から仲良くなりました!

    小さい頃から考えることが好きで、私にとっての外国に住むという特殊な環境も作用してか、
    自分なりの様々な感じ方や思想が確立していった部分があり、それをいつしかアウトプットする様になったら、人との繋がりが増え、人類愛へ発展していきました。
    こう言った様々な話をりょうこさんとした時ににneolでブログ書いてみる?と言っていただき、今回書くことになりました。

    ブログを書くのは初めてである上に、考えることがとても抽象的であるので、わかりやすいように出来るだけ具体的に落とし込んで書いて行きたいと思っています!

    私の興味の範囲としてのツートップは音楽と世界史です。
    音楽に関しては、南アジアという地域柄映画の中でも音楽が中心的であり、みんな小さい頃から音楽を聴いている印象です。
    小学校に入ったあたりから、インドっぽい音楽から脱してMTV中心に洋楽ばかりを聴いていました。私はその中で、知っている音楽の量やいかにマイナーなものを知っているかという意識が先立ってしまうと、自分の好きなものへの直感や感性が育たないのではないか、と考えてしまったため、自分がたまたま出会ったものや直感的に惹かれたものを中心に聴いて行っていました。あまりにも量的に音楽を聴いてしまうと、これは60年代のなになにで、誰々の影響を受けているから良い音楽に違いない!と、先入観を持って論理的に判断してしまうかもしれないと不安に思っていました。それだけその頃は自分の感性にも自信がなく、でもその感性や直感性を育てられたらどんな音楽を聴くようになるのかな、という興味もありました。

    しかしその弊害として、大人になっていくに連れて好きな音楽が似ている人にたくさん出会っていきました。その中でこれを知っているのにこの、どメジャーのものを知らないの?といった事態が生まれてきて、現代は直感と感性だけじゃあ間に合わない情報過多の世界であることを認識しました。そしてそれとともに知らない音楽(私が直感で選んでる中でたどり着かない音楽)への興味が出てきて、またある程度純度の高い自分の感性で判断してきた好きな音楽が積み重なっていたので、今なら感性の地盤が固まったはずだから、量的に知識を得つつ様々な音楽を聴きても感性と知識の両方で平等に判断できる自信がつきました。主にエレクトロ、オルタナティブ、アンビエントなどがしか聴かなかったのが、ポップスやロックなどといったジャンルも聴くようになっています。

    世界史ということですが、歴史が純粋にものすごく好きなんです。これは根本的に現代に生きる自分が音楽や芸術のカルチャーが好きで、その全貌を学びたいと思った時にやはり歴史にたどり着きました。
    特に現代史というのは私たちの今の2017年から近しい歴史で、そこから派生して多くの音楽やその思想に対応したファッション、政治に対する反抗の芸術など、カルチャーを個体で見るときよりも遥かに面白く感じましたし、その繋がりがわかった時の納得感がたまらなく感じました。歴史という根本を知っているだけで、本当に多くのものに活用できて、知っている世界も爆発的に増えたので、歴史からのカルチャーの流れをより深く学んで自分なりの解釈が生まれるのを楽しみにより追求していきます!

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