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Niky Roehreke

Niky Roehreke

ニキ ローレケは日本、アメリカ、ヨーロッパを行き来しているノマドアーティスト。東京にてドイツ人の父と日本人の母の間に生まれる。ロンドンのセントラルセントマーチンのグラフィック学科を卒業後ブルックリンに移転し、イラストレーターとして仕事をはじめる。5年間のニューヨーク生活を経て、2014年にワシントン州のオーカス島に拠点を移し森の中でキャンピングカー生活をはじめて以来、自然と都会生活を行き来する旅を続けている。イラスト、テキスタイル、グラフィック、ミュージックビデオやアニメーションなど様々なフィールドで活動。ニキの手描きのイラストとコラージュは下書きせずに遭遇的に仕上がる部分へのこだわりがある。現在はアートをとおして環境問題、本来存在していた自然と人間を繋ぐ制作を進めている。
Niky is a German/Japanese artist and illustrator born and raised in Tokyo. She graduated from the Central Saint Martins College of Art&Design in London and now lives between Japan, Europe and the US west coast. Along with her work in commercial illustration, textiles and animation, Niky is cultivating more personal projects and fosters a growing interest in art as a tool for social change and peaceful activism. Art, she believes, is the most compelling means to address the urgency of our time and to engage in thoughtful reflection of the growing need for a healthy planet.
http://www.nikyniky.com


不幸中の幸いで訪れたテキサスで布団の中で思った事

    とてもとてもお久しぶりです。まさかの半年ぶり。。。がーん

     

    文字を書くのは嫌いではないんだけど、日本語で書く時正しい漢字を調べたり、言いたい事がよくドイツ語か英語でしか出てこなくて、それをいちいち辞書で調べたりで時間かかるからどうもさっさと軽く書けない。

    今見てみたらこの夏書き始めて終わらせなかったブログがすごいいっぱいパソコンにたまってるの発見、どうしおう!

    でも昔の事を今更アップしてもね。。。ということで、ここ2週間の事書きます。

    最近不幸中の幸いのおかげでまずテキサス&ニューヨークに行ってきました!

    saiwai

     

    もうかれこれ3年間移動し続けてるノマドとして私もさすがにそろそそろ居場所を決めた方がいいのかな。。。という事で、本当は今回9月からの3ヶ月間カルフォルニアのサンディエゴにしばらく住めるかどうか試しにきました。サンディエゴに来た人はみんな同じ事言うぐらい、ここの生活はとても居心地がよくて、小さい街だから隣町のロサンジェルスみたいに疲れないし、その辺歩いたら緑いっぱいだし、エコに関しても意識が高くて、天気はいつも最高に気持ちいいし、のほほんとした感じ。ここ数年の間何度も刺激的な旅の後ここに訪れると、ほっとする、落ち着く。

    でも今回は真剣に住めるかどうか試してみようという感覚できてみた。そしたらどうなるかというと。2週間しかたってないのに。。。。つまんない。

    tsumaranai

    ここの毎日がつまらなさすぎて、刺激が全くなさすぎて、ゆかいな友達もだれもいないし、アートも探しても探しても興味ある展示とかイベントもなくて、私の心はわくわくできなくてどんどん自分がハッピーじゃなくなってきたのに気づき、やっぱりサンディエゴは住めません。という事を予定より早めに発覚しちゃった♡

    やばい!これはどうにかしなくてはと思い、日本に早めに帰ろうと思って日本行きのフライトを変更する料金問い合わせたら480$って言われてそんな金額払えません。という事で12月の頭までどうしおう。。。これ以上ここにいると自分がだめになってしまう。という事で、こんな不幸中な幸いでやっぱり結局旅♡という事になりました。

    結局結果旅。結局結果旅。早口言葉みたいな?

    tabi

    まずは、昔ブルックリンでスタジオシェアしてた大好きなアーティストであるイザベルがテキサスに引っ越したのでイザベルと作品作ろうという事で訪ねに行った。びっくりな経験でしたー

    サンディエゴとカルフォルニア全体はアメリカ内でも一番エコが進んでる場所だから、当たり前のようにみんなコンポスト、リサイクル、クーラーは気候が良くて使う必要がないからお家に設置されてない、カフェ内ではマグカップで飲む、持ち帰り用のマイカップ持って行くと、30円ひいてくれるカフェあったり。

    cup

    早速テキサスついてイザベルがよく行くカフェに行ったらちょー広々としてた。ていうかどこに行っても、全部基本でかい。食べ物も、飲み物も、人間自体も、駐車場も(みんな基本歩かない)高速道路、なんでもかんでも必要以上にでかい。そして広々としたカフェの真ん中には大きなゴミ箱が見える。カフェ内に座ってるのに全員使い捨てコップで飲んでるから。朝の11時時点でそのゴミ箱は紙コップとプラスチックのコップで溢れそうだ。うえ~気分悪い。

    そして食事もベジタリアンな私にはかなり辛かった。夜レストラン行っても完全肉料理だ。西海岸、東海岸は最近ビーガンとか流行になってからレストランもベジ料理増えたけど、ここではまだまだ、肉肉してた。

    niky

    そしてイザベルのお家に帰ったらクーラーがついてたから、クーラー消し忘れて出てっちゃったね!って言ったら別に消さなくても大丈夫だよ。て言われた。夜ソファーで寝ようとしてもクーラーがついてるからイザベル寒いよ~って言ったら「あーごめんごめん、布団もっと暖かいのはい、どうぞー」ってどうもクーラー消す発想がないようです。なんで~

    samui

    というふうに4日間テキサスの滞在の結果、イザベルの友達のお家に遊びに行ってもクーラーかかってるし、みんな電気もお家にいてもいなくても基本消さない。友だちのお家でみんなでお泊まりパーティーの夜も寝ようとしても冷蔵庫のように寒くて、友達にマジ寒すぎるって言ったらやっぱり分厚い冬のフリース掛け布団を持ってきてくれる。どうしてもクーラーを消さない。。。なぜなの???

    ということで、10月の外は居心地のいい気候のテキサスの夜、クーラーがんがんの部屋で私は震えながら靴下二重にはいて布団をかぶせて、ちんぷんかんぷんな人間である事と地球の事を深く悲しんだ。

    bed

    最近自分でゴミを意識しすぎて生活してる毎日、できるだけ食べ物は作るとか、プラスチックに包まれすぎてる食品、物は買わないだとか、地球温暖化に関係してる事を知ってから肉食べないとか、東京とかイタリアの今年35℃も越えた暑い真夏の日でも部屋でワキから汗が流れるの感じるぐらいアホみたいにクーラー我慢してたり、自分の行動が周りの人間にも地球にも影響するという確信から、基本的やることなすこと常に自分だけじゃなくて、地球を意識してる。

    waki

    そして日本、カルフォルニア、ヨーロッパ、インド、どこを旅しても不思議と出会う人は基本的似たような意識の人ばかりで、そういう人達と時間を過ごしてきたからある意味ボケはじめてた。未来は明るい!イエーイ!なんて思ってた。

    純粋に必ず毎日ゴミを出来るだけ出さない生活するとゴミの問題が解決すると信じきってたし、クーラー使わなければ地球温暖化が止まるんじゃないかと信じてた。

    でうける事に、イザベルの親友のおじいちゃんは大金持ちで、なぜかというとクーラーを発明した人らしい。

    air

    で、その事が関係してるのかわからないけど、テキサス州はアメリカ内でも電気代が安い州らしい。まーだから消す必要性がないのかな?

    イザベルに色々テキサスについて聞いてみたんだけど、ここではトランプ万歳の人が多い。イザベルの友達にもトランプ投票した人が数々いて、そして基本地球温暖化なんて存在しないと信じている人が多いんだと。そしてキリスト教の人も多い。

    ある晩バーで同い年ぐらいのファッションデザイナーの子とお話してた時の会話を思い出した。

    何してるの仕事?って聞かれたから「私は最近依頼されるイラストより、絵本とか本を描きたくて今色々変化の時期なんだー」って話すと彼女も「わかるー!私もそうなの!ずっとデザイナーとして会社につとめてて、やっと今は夢の衣装デザインの道を歩もうと思ってて、時に道に迷ったら彼(He)が助けてくれるの」とか「彼がいつもそばにいてくれるの」などと話してる。一瞬He?誰の事?彼氏かな。と思って話を聞き続けてたら、最終的には「ついこないだ仕事成功した時に上を見上げて彼に感謝をしたの!」って言われた時あー!彼ね。彼=神様ね。。。

    god

     

    こんな感じで、テキサスの経験は色々とショッキングだった。

    色々直接経験すると、考えさせられるし、自分の物事を勝手に決めつけている思考が試されてる感じがする。

    なんか日本の今の不自然な都会生活スタイルの発祥地はアメリカだと言う事が今回のテキサス滞在で更によくわかった。全部アメリカのせいだ~最低!とまず思ってしまったんだけど、ちがうんだよね。

    その中の一人に自分もいるのが事実。この人達が毎日クーラーがんがん使ってる中、私は例えば通常の人間より何倍の飛行機に乗っている。私にこの人達を批判する権利なんてないー

     

    私のほうが頑張ってるわ、環境に良い事してる、あの人達は破壊してるとかのレベルの話ではない。今回の経験で思ったのが、重要なのは自分が信じている「正しい生き方」から遠いところにいる人達を批判したり、悪くみてはいけないという事。そうしてる限りただ自分のエゴをよしよしってしてるだけで結局世界なんて変わらない。

    ego

    何事に対しても常に受け入れる事、自分自身の事も受け入れる事、見返りのない愛、自分らしくある事、結局人間の人生なんてこれを習うための訓練の積み重ねのようにしか見えない時がある。

    ai

     

    テキサスからニューヨークへのフライトが夕方だったから最後の日イザベルが仕事行ってる間、味噌と野菜を買いに行って野菜いっぱいのみそ汁を作ってから空港に向かった。

    イザベルはみそ汁飲んだのかな?

    次回はアートいっぱいのニューヨーク滞在について。

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