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宮城県南三陸町を故郷にもつ男女を描く、奥田瑛二監督作がDVD化

⑩場面写真 (1)


俳優・奥田瑛二が約6年ぶりにメガホンをとり、昨年10月に公開された映画『今日子と修一の場合』が、DVDでリリースされた。


本作は、東日本大震災を題材にしたオリジナル脚本。宮城県南三陸町を故郷にもつ今日子と修一を主人公に、過去の罪を背負いながら再生に向かっていく姿を描く。


病気の夫と家族を養うためにやむなく上司に体を許してしまい、故郷を追われる身になった今日子役には、奥田監督の次女で女優の安藤サクラ。一方、暴力的な父親から母親を守るため事件を起こし、少年刑務所に服役していた修一役を、安藤の夫で俳優の柄本佑が演じている。
夏~秋という長期にわたる撮影期間を経て完成させたという本作には、奥田監督なりの「どんな絶望も人を苦しめ続けることはできない」という熱いメッセージが。決して忘れることのできない“あの瞬間”を胸に刻みながら、これからの未来としっかり向き合う強さをくれる1本。


今日子と修一の場合
監督・脚本:奥田瑛二
出演:安藤サクラ、柄本佑
(2013年/日本)
発売元:彩プロ 販売元:東映・東映ビデオ
価格:DVD 5,076円(税込み)
ⓒZERO PICTURES
発売中


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