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Negicco『Rice & Snow』インタビュー 後編

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活動期間や「旬」と呼ばれる時間の短いアイドル。その中で、デビューから12年目にして、注目度/パフォーマンス/楽曲/ポテンシャル……と、様々な要素で黄金期を迎えるつつある希有なアイドル・グループ:Negicco。Nao☆/Megu/Kaedeの三人で構成される新潟発のこのグループは、地元だけではなくその人気は全国的なモノとし、その自然体なスタイルも含め、大きな注目を集めている。

その彼女達のニュー・アルバム『Rice & Snow』は、古くから彼女達の楽曲の作詞作曲を手がけるconnieのプロダクションを中心に、田島貴男(ORIGINAL LOVE)、西寺郷太( NONA REEVES)といったヴェテラン勢から、Shiggy Jr.、Orland、スカートといった新進気鋭のアーティストまで幅広く参加し、絢爛なポップ・ミュージックの世界を描き出してる。しかし、そういったネーム・バリューに押されることなく、作品の中心には必ずNegiccoが存在し、可愛らしくも確かな歌声と表現で、軽やかにその世界をさらにカラフルに彩色していく。ポップ・ミュージックに誠実に向き合った、充実の「アイドル・アルバム」だ。

 

 

(前編より続き)

——今回で印象に強く残っている事は?

Nao☆「“クリームソーダLove”の作詞は、私のアニメ好きな部分が反映できたかなって。それから、あんまりちゃんとした言葉遣いにしちゃうと、柔らかさが無くなっちゃうと思ったんで、『ふわふわ』とか『パチパチ』みたいな擬音を多くしたんですけど、それを北川さんがスゴく可愛い詩だって受け取って下さって、そこからのイメージでアレンジが進んだって聞いて、自分の作詞によってアレンジャーさんが閃いて下さったりするのは嬉しかったし、そういうちょっとした事が、出来上がりに繋がっていくんだなって」

Kaede「“裸足のRainbow”を頂いた時に『これは……きた!』って(笑)。ゆったりした感じの曲が好きなんで、この曲は大好きなタイプだったから、上手く歌いたいって気持ちが特に強くて。でも、気合が入りすぎて、レコーディングの時に空回っちゃって、掴むまで逆に時間がかかっちゃって」

Megu「でも、かえぽ(Kaede)の歌い方スゴく良かったよ!」

Kaede「ありがとう!二人もいい感じだよ(笑)」

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