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Escape Issue : SF Art Book Fair Report by commune

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アートブックを眺めていると時間が経つのがあっという間。写真、グラフィック、ペイント、様々な表現方法で埋め尽くされた紙面は、私たちを脳内トリップに導いてくれる。良質なアートブックの作り手たちはどんなことを考えてモノづくりしているのだろう。そして彼ら自身はどんな作品をセレクトして購入しているのだろう。良質なブックが集まることで知られるサンフランシスコアートブックフェアに参加した東京の出版レーベル「commune」が、アートブックフェアへの参加方法などを含めたフェアのレポート、参加しているパブリッシャーたちへのインタビューを行ってくれた。第一回目は、フェアのレポートをお届けする。


2017年7月21日(金)~23日(日)、アートギャラリースペース「ミネソタストリートプロジェクト」で開催されたサンフランシスコアートブックフェア(SF Art Book Fair)に、この度初参加してきました。今年で2回目の新しいブックフェアということで、規模的にはNYやLAの1/5くらい。とはいえ初日のオープニングナイトからかなりの来場者でした。


応募は1月中旬から始まり3月中旬くらいが〆切り。Fairによってまちまちですが、だいたい半年くらい前から応募が始まり、募集期間は1、2ヶ月くらい。(以前一番人気のNY Art Book Fairの募集期間が2週間(!!)という事もあったので、随時HP等をチェックしておくのがベスト。またはオーガナイザーのメーリングリストに登録しておくとお知らせが来るので間違いないです。)


アプリケーションの内容は基本情報に加え、Fairで何をリリースする予定かを尋ねられます。とはいえ、その時に何をリリースするかよりも、これまでどんな活動をしてきたか、どんなものを出版してきたか、継続的に出版しているかという部分が選考基準となっているように思います。あくまで私見ですが、、



SF Art Book Fairの参加費は壁付きで$500とさすがのベイエリア、シリコンバレー価格。(SFは今、最も物価が高い街として有名)。その代わり(?)、参加者全員に、SFの注目アーティストJeffrey Cheung × LEVI’SのトートバッグとSFのイケてるギャラリー兼セレクトショップ「Park Life」デザインのピンバッチなどのノベルティが提供され、初日のパーティーではフリードリンクとランチボックスが支給されるなど、なんとも至れり尽くせりでした。



SFABF_Outside


オープニングパーティーは地元のヒップなレコード屋さん「THE EXPLORIST INTERNATIONAL RECORDS」お抱えのDJ陣がプレイしていた事もあり、誰もが楽しめる素晴らしい選曲でした。DJのお友達としてToro y MoiことChaz Bundick(communeブースにも立ち寄ってくれました!)やTommy Guerreroもやってきたりと、一般のお客様~著名人まで対面で接客をするという緊張感のあるレセプションでした。



SF Art Book Fairの他にも、LAではハリウッド女優のEllen PageやTyler, the Creator、Sky Ferreiraが訪れたり、NYではChromeoのDave1がブースに立ち寄ってTシャツを購入してくれたり。それらはあくまでもオマケ的な出来事ではあるけれど、Art Book Fairではそういった非日常が味わえるのも魅力の1つです。


SFABF_UnityPress


とはいえ、猫も杓子もArt Book Fairという感じで、年々Art Book Fairの数も増え、と同時に来場者数も増えてるため、参加者はセレブリティー捜索する暇もありません。どのFairも土曜日の午後は最も混雑する日で、四方からお客様の声や手が届くような八百屋状態になったりもします。かつ時差ボケ等でかなりの体力を消耗するので、参加(日本出国)前からFair期間中もしっかり体調管理することが重要な仕事となってきます。


気鋭のアーティストや出版レーベルと言葉通りテーブルを並べ、直に反応や感想を得られ、またその一冊を通して新しい出会いや時には仕事に繋がることもあったりと、なんとも贅沢な機会が凝縮されているArt Book Fairに、参加する度に魅了されています。



今やArt Book Fairという単語で検索するだけで沢山ヒットします。国や都市、オーガナイザーによってシステムはもちろん、雰囲気や趣向も異なるので、まずは気になるFairに旅行がてら行ってみるのをお勧めします!ネット上で流れてくる画像や情報では伝わりきらない、まだ見ぬ世界やカルチャーが待ち受けていることでしょう。


SFABF_CatalogueLibrary


SFABF_ExtraVitamins


SFABF_entrance



SFABF_commune_Clint



SF Art Book Fair : http://sfartbookfair.com/


photo & text by commune


commune
有名無名問わず国内外のアーティストを紹介してきた新代田の「gallery commune」を2015年6月で閉鎖し、現在は出版レーベル「commune Press」を運営。国内外で開催される展示のキュレーションなども手掛けている。2016年2月には、zineやアートブックに特化したセレクトショップをオープン。
http://www.ccommunee.com/


commune – commune Press
【SHOP 営業時間】 土 / 日 : 15:00 – 19:00 (不定休)
*時間が変更になる場合もございます。SNSでご確認下さい。
*zine、アートブック、作品などの持ち込み営業は受け付けておりません。


【SHOP/OFFICE】
〒156-0042 東京都世田谷区羽根木1-12-10-2F
e-mail : contact.commune@gmail.com


【 Art Book Fair 参加歴 】


2016
– LA Art Book Fair : February 12 – February 14, 2016
– Melbourne Art Book Fair : April 30 – May 1, 2016
– NOT BIG ISSUE 4th, Taipei : May 21 – May 22, 2016
– NY Art Book Fair : September 16 – September 18, 2016
– THE TOKYO ART BOOK FAIR : September 16 – September 19, 2016
– Seoul Art Book Fair (UE8) : November 25 – November 27, 2016


2015
– LA Art Book Fair : January 30 – February 1, 2015
– 8ball zine Fair, Tokyo : April 19, 2015
– NY Art Book Fair : September 18 – September 20, 2015
– TOKYO Art Book Fair : September 19 – September 21, 2015
– SEOUL ART BOOK FAIR (Unlimited Edition 7) : November 7 – November 8, 2015


2014
– TOKYO Art Book Fair : September 19 – September 21, 2014
– SEOUL ART BOOK FAIR (Unlimited Edition 6) : November 1 – November 2, 2014


2013
– TOKYO Art Book Fair : September 21– September 23, 2013


2012
– THE PHOTO/BOOKS HUB, TOKYO 2012

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