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text by Ryoko Kuwahara
photo by Satomi Yamauchi

Interview with Daniel Avery about 『Song for Alpha 』by PUNKADELIX

NeoL_DanielAvery1 Photography : Satomi Yamauchi


2012年初頭に英DJ、アンドリュー・ウェザオールが”いま最も注目すべき新しいDJ”と絶賛しロンドンのタイムアウト誌の「DJ STARS OF 2012」にも選出された英エレクトロニック・シーンのトップ・アクト、ダニエル・エイヴリー。ザ・ホラーズやプライマル・スクリーム等のリミキサーにも抜擢され、ダンスミュージック・ファンのみならずインディー・ロックファンにまでその名は知られている彼が4月に新作『ソング・フォー・アルファ』をリリース。昨年のイベント「Resident Advisor at UNIT」で来日を果たし、Courtsyとの共演でオーディエンスを魅了したエイヴリーに、同じDJであり彼と同じ音楽ルーツをもつPUNKADELIXがインタビューを行った。


——エレクトロニック・ミュージックを始める前は、ロックにハマっていたそうですね。どのようなアーティストをよく聴いていたんですか?


Daniel「そう。最初にハマったのはギターミュージックだったんだ。New OrderやJoy Division、My Bloody Valentineなんかを聴いていたよ。僕は常にサイケデリック・ミュージックのファンだったから、その影響で今もサイケデリック・テクノが好きなんだと思う。サイケデリック音楽の全てに影響されているよ」


——70年代の音なんかも好きだったりしますか?


Daniel「もちろん。父親がレコード・コレクターだったから、家ではいつだって音楽がかかっていた。Rolling StonesやBeatlesがかかっていて、僕の家が無音なことは絶対になかったね(笑)。Black Sabbathなんかも流れていたな。その全てが僕にとっては大切な影響源なんだ」


——私も同じように親がロックが好きだったので、イギリスのサイケデリック・ロックやプログレッシブ・ロックをずっと聴いていたんです。そこからテクノに行ったので、その部分でも共感します。ちなみに今でも、そういったエレクトロニック・ミュージック以外のジャンルの音楽を聴いていたりしますか?


Daniel「エレクトロニック以外の音楽は常に聴いているよ。ダンス・ミュージックだけじゃ生きていけない。おかしくなりそうだ(笑)。最近のお気に入りは……Mogwaiのアルバムはすごく良かったな。あと、カリフォルニアのバンドのDeftonesが大好きだね」

——そういった要素はDJのスタイルにすごく影響すると思うんです。特にあなたのDJからはそれを凄く感じます。


Daniel「それは嬉しいな。ありがとう!」


——初期のFabricやDJ Kicksのミックスアルバムなどもインパクトがあって、その時々のイギリスのアンダーグラウンドシーンの空気感をすごく感じ取ることができます。移り変わりの激しいクラブシーンの中でDJをやっていくにあたって、どのようにして自分のアイディンティティを保っているのでしょう?また、何を大切にしていますか?


Daniel「自分がこれまで築き上げきたアイディンティティをキープしながら、そこに新たなものを加え、成長させていくことが大切だと思う。これは自分でも最近気づいた結論なんだけど、音楽から僕を見つけてくれるんだ。だから、自分がオープンマインドであり、面白い人々に囲まれ、そして常に興味を持ち続けていれば、自分自身に常に正直でいることになるし、音楽も自分にとって真のものであり続けてくれる。僕にとってDJというのは、自分が興奮する音楽をみんなとシェアすること。それが出来ている限り、いつだって自分のアイデンティティを保つことができるんだ」


——オープンマインドというのは、あなたのプレイからすごく感じられますね。色々なものに囚われてない感じがします。楽曲を作る時とDJをする時で、音への向かい方に違いはありますか?


Daniel「起点はどちらも同じだと思う。プロデュースの方は、自分自身のより多くの面を広げ、見せることが出来ると思うけど、DJも、また違った方向で自分自身を表現することが出来る。だから、僕はロングセットでプレイするんだ。誰もいない空っぽのクラブで最初のレコードをプレイし、そこから雰囲気を構築していき、フロアを他の場所へ連れていく。それが出来るということが、最近の僕自身にとってすごく重要なことなんだ。DJも音楽制作も、似ている点は沢山あると思うね」


——ちなみに、あなたが言うロングセットとは、何時間くらいから?


Daniel「そうだな…色々あるよ。6、7、8、9時間くらいかな。最近だと、ロンドンで10時間セットをやったんだ。大事なのはセットの長さではなく、自分が最初から最後までそれをコントロール出来るということ。3、4時間のセットでも、そのコントロールがすごく難しいときもあったしね」



——今日(2017年11月22日/Resident Advisor at UNITにて)もオープンからクローズまでのロングセットで、Courtesyとのバック・トゥ・バックだそうですね。バック・トゥ・バックはよくやるんですか?


Daniel「何回かやったことはあるんだ。最近だとAndrew Weatherallと数回プレイしたし、DJ Nobuがロンドンに来た時もバック・トゥ・バックをやった。あと、Roman Flügelとも共演したね。僕にとってバック・トゥ・バックで一番大切なのは、二つの異なるエナジーを元に何か新しいものを作り出すこと。お互いのスタイルをぶつけ合うんじゃなくて、そこから何かを生み出すんだ。そこが好きなんだよね」



——新しい化学反応みたいなものが生まれそうですよね。


Daniel「だね。今日もそうだといいんだけど」


——Courtesyにはどんな印象を持っていますか?


Daniel「彼女のDJの大ファンだよ。彼女のDJはすごくエキサイティングだと思う。何度も彼女のセットは見たことがあるけど、バックグラウンドが似ていて、彼女もロックンロールから始まり、テクノにシフトしたんだ。共通点があるんだよ。何が起こるかすごく楽しみだね。」


——今日のセットで描いているイメージみたいなものはありますか?


Daniel「全くないね(笑)でも、だからこそ面白いんだと思う」




——では、あなたの新しいアルバムについて聞かせて下さい。『Drone Logic』の時代から新作は4年ぶりですよね。『Drone Logic』の時はもうちょっとクラブ的なアプローチで、有機的なサウンドスケープだったと思うのですが、今回のアルバムはより叙情的というか、メロディアスな作品だと感じました。今回の作品の構想やテーマに関して聞かせてもらえますか?


Daniel「メロディアスという部分で、賛同する部分もあるよ…ちょっと待って。正しく答えないといけないからよく考えさせて(笑)。2枚のアルバムの話をすると、僕はDJ活動を始めて14年くらいになるんだけど、『Drone Logic』を作った時は何よりもDJ活動が優先だった。DJとしてクラブのために作ったのがあの作品だったんだ。でも『Drone Logic』をリリースしてから多くの時間をスタジオで過ごすようになり、同時にナイトクラブでもたくさんの時間を過ごしている。だから、今はエナジーが逆向きになっていると思うんだ。クラブでの経験を、クラブを超えたものを作るために取り入れている。レコードの中にはテクノの要素ももちろんあるけど、僕はそれを超えた何かを今回のアルバムで作り出したかったんだ。そのためには、クラブのサウンドに何か他の要素を加える必要がった。メロディやアンビエントな部分はそこから来ているんだよ」


——クラブというものから一線超えたんだなというのはすごく感じますね。それはそれですごくワクワクしたし、沢山の画が見えました。あなたの音楽はサイケとよく言われていますが、サイケデリックというよりももうちょっと壮大なグラデーション的な情景が見えた気がしますね。


Daniel「ありがとう」



——それと、その中に私は命だったり、何か燃えるもの、動くものを感じます。脳内のヴィジュアルだけでなく五感に訴えかけてくる音だなと思うんです。


Daniel「それは面白い意見だね。それこそ、僕がこのレコードを作るにあたりイメージしていたアイデアだったんだ。エレクトロニックで、ロボット的で、コンピューター・ミュージックでありながらも、人間の心を持ったような音楽を作りたかった。背景にソウルを感じることが出来る音楽を作りたかったんだ。動きというのも、今回のレコードにとって大きなアイデアの一つだった。自分自身がずっと世界中を回っているから、そこかへ連れて行かれるというアイディアはすごく大切だったんだ」


——このアルバムを聴いて、そのうちあなたが何かフィジカルな音を使って音楽を作り出すんじゃないかとさえ感じられました。そういう挑戦をしてみたいとは思いますか?



Daniel「今回のレコードにも、少しは入っているよ。ドラムとか、ヴォーカルとか。でもそれはすごく微かで、深く埋もれているんだ。僕は15からベースを始めたから、前はバンドに入っていたこともあるし、もしかしたら、そういうこともあるかもね(笑)」



——やっぱりエレクロニック・ミュージックは極めて行けばいくほど人に戻っていく流れがあるような気がして。


Daniel「僕もそう思うよ」


——それは何故だと思います?



Daniel「僕にはわからない(笑)。僕は、さっきも話したように、エレクロニック・ミュージックだけでは存在できない。大好きだけど、それが僕の100%ではないからね」



——すごく良いジャケットですが、デザインもあなたが決めているんですか。



Daniel「そうだよ。僕のアイデアなんだ。今回は、アルバムにもう一つのアイデアが込められている。それは暗闇の中の光。もしくは不安の中にある希望。アルバムは政治的レコードでは決してないけれど、今、特にイギリスやアメリカでは皆が政治に大きな不安を抱えている。そして、僕にとって、音楽はそれから逃避できるものなんだ。音楽に限らず、映画や友達、クラブなんかもそう。だから、アルバムには僕の中にあるポジティヴな力が込められているし、それが暗闇の中に輝く光となる。それがアートワークのアイデアだよ」


NeoL_DanielAvery_2 | Photography : Satomi Yamauchi



——イギリスのクラブに行くような若者たちは今、結構リアルに政治的不安を感じているんでしょうか?


Daniel「そうだね。EU離脱は特にそう。右翼の政治家たちが、嫌悪や不安のアイデアを広げているんだ。移民は良くないことだとか、そういう考えをね。彼らは、移民を恐れるように促し、マインドをクローズするよう指示している。でも、僕たちはそれとは全く逆の考えを持った世代なんだ。すごく国際的な環境て育って来た世代だし、僕自身は、自分の持つアイディアをできるだけ広げていきたいと思ってる。だからクラブって好きなんだ。クラブはインターナショナルだし、包括的だからね。小さな役割しか果たせないかもしれないけど、僕はそれをやりたいと思ってる」


——欧米のアーティストはそういった状況に対して凄く危機を感じて熱心に発言していたり、それを作品に落とし込んだりしていますね。日本も政治的に言えば全く同じ状況です。もっと酷いかもしれない。でも、それと向き合い発信するアーティストたちがまだまだ少ないと思いますね。アメリカやヨーロッパで感じるのは現場でも普通にディスカッションできる。そういうムードがあるのは羨ましいです。


Daniel「日本では何故そういうアーティストが少ないんだろう?」


——わからないですね。日本人の性格もあるのかもしれないですが。報道や教育も関係していると思います。トランプ大統領が来日した時も日本では全く大ごとにはならなかった。


Daniel「それ見たよ。面白いなと思ったね」


——今、こんな状況のダニエルなので、曲を作って欲しいと言うオファーも殺到しているのではないでしょうか?何かそういったエキサイティングなニュースはありますか?


Daniel「最近の活動の中で一番エキサイティングだったのは、Nine Inch NailsのAlessandro Cortiniと一緒にコラボしたこと。僕たちは今一緒に音楽を作っているんだけど、それが新しいプロジェクトで、すごくエキサイティングなんだ」


——それは楽しみ。そのプロジェクトにユニット名はありますか?


Daniel「まだだよ」


——これからもまだまだ新しい音楽を期待できそうですね。


Daniel「そうだね」


——ありがとうございました。


Daniel「ありがとう」


NeoL_DanielAveryPUNKADELIX | Photography : Satomi Yamauchi


photography Satomi Yamauchi
text Ryoko Kuwahara



20180117145508
Daniel Avery
『Song For Alpha』
4月6日発売 
(Phantasy / Hostess)


Daniel Avery
英DJ/プロデューサー。2012年初頭に英DJ、アンドリュー・ウェザオールが”いま最も注目すべき新しいDJ”と絶賛し、ロンドンのタイムアウト誌の「DJ STARS OF 2012」に選出された。同年11月、ロンドンの人気クラブ<Fabric>のライヴ・ミックスCDシリーズ『FABRICLIVE 66』を手掛け、多大な賞賛を集めた。2013年、エロル・アルカン主宰の<Phantasy Sound>からデビュー・アルバム『ドローン・ロジック』をリリース。著名音楽媒体が軒並み絶賛しエレクトロニック・シーンのトップ・アクトへと躍り出た。2015年10月に、待望の初来日を果たした。ザ・ホラーズやプライマル・スクリーム等のリミキサーにも抜擢され、ダンスミュージック・ファンのみならずインディー・ロックファンにまでその名は知られている。2016年11月、ドイツの老舗レーベル<!K7>によるミックス・シリーズ『DJ-Kicks』を手掛けた。2017年、11月待望の再来日。2018年4月、新作『ソング・フォー・アルファ』をリリースする。


PUNKADELIX (MAYUDEPTH)
国内外に於いて活動しているアートディレクター・デザイナー、近藤麻由によるソロプロジェクト。学生時代より東京そして滞在していたニューヨークでレコードを買い集めるようになりDJとしてのキャリアをスタート。テクノ・ハウスをベースに独自の”DARK&POP”サウンドを展開し、日本各地、海外のクラブからカルチャーシーンまでオファーが絶えず様々な分野において活動している。’12年オフィシャル・ミックスアルバム「ELECTRONIK BEAT PUNK」をリリース。初期衝動をテーマに掲げ、世界各国のアンダーグラウンドミュージックの他自身によるオリジナルトラックを収録。’16年より新たなプロジェクト”MAYUDEPTH”名義での楽曲制作を始動し、DJ SHUFFLEMASTER主宰のレーベル”四季協会”よりリミックス作品を2タイトル、2018年1月にはMAYUDEPTHとして初のEP、”Sneakpeek”をリリース。時代やシーンにとらわれず常にオープンな姿勢でエレクトロニック・ミュージックを探求し続けている。


ーーI’ve read some articles about you, and they were saying that you were into rock music before you started listening and making electronic music. What type of rock ’n’ roll music were you listening to mainly?


Daniel: Yeah, my first love was guitar music. So things like New Order, Joy Division, and My Bloody Valentine. I’ve always enjoyed psychedelic music. So that’s why now I think I love psychedelic techno music as well. I think it all influenced me.


ーーSo you especially liked rock music from the 70’s?


Daniel : Sure. I grew up like.. My father is a huge record collector. So He would always play music. So I’d always hear, you know, Rolling Stones, Beatles, and things like that. The house was never silent. Things like Black Sabbath as well. All those were very important to me.


ーー My dad was a fan of rock music as well. He was listening to British psychedelic music and progressive rock music. So I used to listen to music like King Crimson, and then sifted to electronic music. I think we’ve got something in common in that respect. Do you still listen to other genre of music than techno or electronic music?


Daniel: Yeah definitely. I listen to other music than electronic music all the time. I couldn’t exist with just dance music. I’d go crazy. Haha. Recent things I really liked have been.. I really like new Mogwai album. And.. I love Deftones. They’re from California.


ーー I’m a DJ, too. And I’m inspired by not only electronic music but also many other music. I think that has a big on DJ style. I can feel that especially from your DJ style. Your mix albums also had a big impact I think. We can see and feel the atmosphere of British underground music scene from those records. But British music scene is such fast-moving industry, isn’t it? What is important for you to exist in the scene as a DJ?


Daniel: I think it is important to build up your identity and let it grow always. I come to the conclusion recently that music finds you. Really. So if you have an open mind and make yourself surrounded with interesting people, and if you’re always curious, then you’ll always be true to yourself and music you love will always come true to you. For me, DJing is just about sharing music you feel excited about. And as long as you do that, you’ll always keep your identity.


ーーI can see the open mind from your DJ style. You’re never stuck in any specific thing. Does your attitude towards music change when you DJ and make music?


Daniel: I think it all comes from the same place. I do think it is the same. I guess producing allows you to explode and present more sides of yourself. But then again, with DJing, I can still represent yourself in different ways. And this is why I play really long set. It’s been really important to me recently being able to play the first record to an empty club, build the atmosphere from nothing, and take it somewhere else. Yeah, so I think DJing and making music share many many similarities.


ーーHow many hour set means the long set to you?


Daniel: Hmm…Can be anything. Well, 6,7,8,9 hours. I did 10 recently in London. But it’s not really about the length. The important thing is being able to do from the begging to the end. Sometimes it can be three hours to four hours but it’s been out of control atmosphere of the room.


ーーThat’s wonderful. You’re playing a long set tonight and I heard it’s gonna be back-to-back with Courtesy. Do you do back-to-back often?


Daniel: I’ve done it a few times. I’ve done it recently and has done it a few times with Andrew Weatherall. And DJ Nobu from Tokyo. We did it in London. Roman Flugel also. For me, the most important thing about back-to-back is that it’s two different energies coming together and creating something new. It’s not about trying to force each other’s style. It’s taking two things and making something new from them. So I really love doing it.


ーー Some new chemistry can happen there. I heard it is your first time to do back-to-back with Courtesy. But you wouldn’t get nervous and just can enjoy right?


Daniel: Yeah. I’m excited!


ーーWhat do you think about Courtesy?


Daniel: I really love her as a DJ. I find her set very exciting. I’ve seen her play quite a lot and just yeah, it’s interesting because she’s from similar background to me. She started off like rock ’n’ roll music and moved to techno. So there’s definitely like similarity. Yeah, I’m excited to see what happens.



ーー What can we expect from your set tonight?


Daniel: I have no idea (laughs). But I think that’s the exciting thing.


ーーNow let me ask you about your new album. I listened to your new music yesterday. I’ve been listening to your music since “Drone Logic” which was released four years ago, and I thought that the previous album was more like club oriented and the soundscape was more organic. But this new album is more like lyrical and melodious I felt. I thought there’s different drama in the new album but what was the idea or theme of this record?


Daniel: I agree, there’s more melody in terms of…Wait, let me think of the right answer (laughs). Yeah, so stories of those two records, “Drone Logic” was, I’ve been DJing for many years like 14 years or something now, and when I made “Drone Logic”, it was the time like still pretty much DJ first for me. And I was making tracks to play at clubs as a DJ. But since “Drone Logic”, I’ve spending so much time in the studio. And also I’ve been spending so many hours at night clubs. So I think the energy is flowing other way now. So now all the experience at clubs, I’m taking that to make something beyond club. There’s some element of techno on the record, but I wanted to make beyond that. So I take a lot of sound of club and influences but then hopefully added some other stuff. So that’s where the melody comes from all the ambience.


ーー I totally feel that from the album. You managed to go beyond just club music. I got really excited by that, and could imagine a lot of images from the music. People often call your music psychedelic but I think I can see something softer and more tender and bigger from your music. More dramatic I think.


Daniel: Thank you.


ーー I think the sound of your music very cool, but at the same time, it reminds me of something burning and moving like life. And the image comes to my mind.


Daniel: That’s really interesting because that was the whole idea of the record I had. Electronic, robot, computer music but with a human heart. With a human soul behind it. And the idea of moving has been a big influence of the record as well. I’ve been traveling a lot so been taken somewhere else was very important.


ーAfter I listened to the new album, that made me think that you could start making music using some physical instruments in the future. Have you ever thought about it? Would it happen?


Daniel: There are small elements on the new record. There are some bit of drum, and some voice, too. But very very subtle and deep buried in it. I started playing bass when I was 15 so I used to be in bands when I was younger. So… yeah (laughs). Maybe it happens (laughs).


ーーThe more you get not tech no or psychedelic, the more people want to get something real. I think that’s very interesting.


Daniel: I think so.


ーー Do you know the reason?


Daniel: I don’t know (laughs). For me, like I said earlier, I couldn’t exist just with electronic music. I love it but it’s not 100% of who I am.


ーー I see. Do you design the album cover as well? It’s aways cool.


Daniel: Yeah. That’s my idea. This time, there is another idea behind the album which is the light from darkness. Or like hope from fear. It’s not a political record at all, but particularly like in UK and US, there’s been lots of fear in politics right now. And for me, music is good escaping. Not just music. It can be films, friends or clubs as well. So for me, this album has been really positive force of my life which you can find that light from the darkness. That’s the artwork. You can see the fire in black. That’s the basic idea behind it.


ーーYou mentioned about fear in politics. Bur to be honest, for Japanese people, we can’t feel it directly. But it is a really big matter in UK for young people who go clubbing?


Daniel: Yeah, the whole Brexit thing. It’s based on certain right wing politicians spreading ideas of hate and fear like immigrants are bad or things like that. They tell people we should be scared and just should close your mind whereas my generation feel the opposite. We grew up international generation. I really want to promote that idea as much as possible. That why I love clubs. Because clubs are international and inclusive. So I think it’s a very small part but I want to do that.


ーーActually, we’re in the same situation in terms of politics in Japan, but there are less artist here who are trying to express that and tell people what they’re feeling. So I think it is a really good thing you guys have the opportunity and places to spread that idea.


Daniel: Why do you think it is different in Japan?


ーー I don’t know. Maybe our personality is one of the reasons. Or education can be one, too. Even when Donald Trump visited Japan, we were silent.


Daniel: Yeah, I saw that. That was interesting.


ーーWe don’t like standing out because we don’t want to get attacked or criticized.


Daniel: I see.



ーーHere’s the last question. You’ve been at this position as an artist now, so there must be a lot off offers from other artists to make music for them or things like that. Is there any exciting news you can share with us at this point?


Daniel: Most exciting thing I’ve done recently is the collaboration with Alessandro Cortini from Nine Inch Nails. We’ve been making some music together. That’s the new project and which is exciting.


ーー Have you got the name for the project yet?


Daniel: Not yet.


ーー We can except even more new music from you.


Daniel: Yeah. Seems like it.


ーーThank you!


Daniel: Thank you!

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