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カンヌが認めた若き才能・グザヴィエ・ドラン監督作品が公開中

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2010年のカンヌ映画祭・ある視点部門に選出された『胸騒ぎの恋人』が、渋谷アップリンクで公開中。


本作は、『マイ・マザー』で鮮烈なデビューを飾った、グザヴィエ・ドラン監督の2作目。同じ男性・ニコラを好きになってしまった、親友同士の男女・マリーとフランシスの視点で描かれる、ちょっと異色な三角関係の物語だ。2人がニコラの手の平でコロコロと転がされているようなストーリー展開で、もどかしさ、嫉妬、駆け引き、友情など、交錯するさまざまな想いを豊かに描く。


なお、ドラン監督は、本作の監督を務めた当時、20歳だったというだけでなく、脚本、プロデューサー、主演、編集、衣装、アートディレクションまでも手掛けたというから驚き。一見、泥沼になりそうな設定のストーリーも、ポップでファッショナブルに表現し、その多才ぶりを存分に発揮している。
また、渋谷アップリンクでは、『マイ・マザー』、『わたしはロランス』も同時上映中なので、この機会にぜひ、ドランワールドに浸かってみて。


胸騒ぎの恋人
監督・脚本:グザヴィエ・ドラン
出演:グザヴィエ・ドラン、モニア・ショクリ、ニールス・シュナイダー
(2010年/カナダ)
2月1日(土)渋谷アップリンクほか全国順次公開
(C)2010 MIFILIFILMS INC
http://picturesdept.com/jp/titles/heartbeats/

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