NeoL

開く

「地元目線」福岡編 vol.4 fattoria da Cosimo

fdc1-2_1

西鉄の高宮駅から住宅地の方へと坂を上った高台に、真っ白な建物が佇む。
ここは、フランスとスペインの国境付近で食べられているガトーピレネーという菓子の専門店「fattoria da Cosimo」。
専門店ということだけあって、商品は基本的にガトーピレネーのみ。
それゆえに、店内はショーケースらしいものがなくスッキリとしていて、ギャラリーを兼ねた空間となっている。
ガトーピレネーの生地には、福岡・糸島産の卵や小麦粉を使用し、細かしたチェリーやオレンジピールなどのドライフルーツを入れ、バームクーヘンを作る要領で1本1本炭火で3時間かけて焼き上げる。
手作業で丁寧に焼かれたガトーピレネーは、ほのかな炭の香りと、芳醇な甘み、
独特な層が生み出す外側がサックリ、内側がしっとりとした食感が楽しめる。
程よい塩分もあるので、個人的にはワインやウイスキーなどお酒と合わせるのが好み。
※売切れになることがあるため、事前確認や予約を。

 

fdc1-4

棒を回転させながら、何度も生地をかけ焼き上げる

fdc1-2

1カット4cm(1260円)から販売。タイミングによってはガトーピレネーの切れ端を詰め合わせたハジハジ(1袋315円)などもある

 

fbc1-5 fdc1-1

店内の展示内容は時期によって変わる。画像は鉄の彫刻家、阿部守氏の作品を展示したときのもの

RELATED

LATEST

Load more

TOPICS