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鶏肉のテリーヌ&チーズオムレツサンド弁当

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    今日はぐんと冷えますね。こんな日は温かいものを…と思いながらも、どちらかといえば温かさとは対極にあるお弁当を作ってしまいました。朝食の残りや夕飯の先取りの結果、こうなったというわけですね、はい。

     

    今日は二種類のサンドイッチのお弁当です。

     

    ひとつはチーズ入りのオムレツをイングリッシュマフィンにサンドしたもの。オムレツにはパプリカとかぶの葉を入れ、カレー粉を少し加えてパンチをきかせました。卵の黄色、パプリカの赤色、かぶの葉の緑色のおかげで、大した具を入れたわけでもないのに華やかになるから色のチカラ恐るべしです。

     

    つい最近、かぶの葉を捨てる人の話を聞いて驚いたばかり。かぶは白い部分が主役のようですが、私は葉も大好きです。ふさふさシャッキリ、鮮度のよい葉が食べたくて買うといっても過言ではありません。味にクセがないのでいろいろな料理に合ううえに、カルシウムなどの栄養も多いのです。白い部分よりもはるかに多くの栄養素を含む優秀な葉は、捨てるべき理由なんぞ見つからないといったら大げさでしょうか。

     

    さて、もうひとつのパンには鶏肉のテリーヌを挟みました。このテリーヌ、自宅でのおもてなし料理としてよく作ります。一見すると手間がかかっているように思われるのですが、じつは放ったらかしのズボラ料理。皮付きの鶏もも肉を玉ねぎ、にんにく、オレガノなどのハーブ類と一緒に煮込んだものを撹拌し、塩で調味したら冷やし固めるだけ。本当にこれだけ。ゆるめに仕上げればリエットにもなります。材料を切る、煮込む(放ったらかし)、撹拌。ものすごく簡単なのに、おいしくできて見栄えもいい。香味野菜と香辛料のおかげですね。パンはもちろんですが、じつはお米にも合う。テリーヌが食卓にのぼる日、我がオットは嬉々としてごはんをよそい出します。そして「テリーヌ丼」にして、にまにまと笑みを浮かべながら食べるのが毎度の流れです。

     

    テリーヌの色合いは至極地味ですが、オムレツと添えた千切り野菜のサラダの鮮やかな色合いで見た目にも鮮やかなお弁当と相成りました。

     

     

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