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ジュリアン・マッケイ、待望の来日。ペットボトル/ビニール傘をモチーフに新たなバレエ作品


Photo: Nicholas MacKay


BunkamuraとK-BALLET COMPANYによるプロジェクト、K-BALLET Opto 第2弾のテーマは、地球環境に多くの影響を与え今後世界的な取り組みが必要とされる「プラスチック」。
日本においても毎年東京ドーム100杯を超えるプラごみが家庭から捨てられる。
本作は、ペットボトル/ビニール傘をモチーフに新たなドラマチック・バレエ2作品を発表。
ごみとして捨てられる定めであったプラごみたちが、大胆かつポップに舞台に彩られることで、美しさとともに問題提起もしていく試みだ。
注目は、バレエ界の貴公子ジュリアン・マッケイ待望の来日。
その秀麗なルックスと傑出した実力で世界中にファンをもつ彼が『ペットボトル迷宮』に出演する。
厳格なロシアメソッドに裏打ちされた技術と類稀なる表現力をあわせ持つジュリアンが、
パリ・オペラ座350周年祝賀祭オープニングを一任された鬼才振付家アレッシオ・シルヴェストリン振付のもと、新たな一面を魅せる。
また、飯島望未、日髙世菜、堀内將平、成田紗弥といった豪華トップダンサーたちとの夢の共演も見逃せない。
『ビニール傘小町』はK-BALLET Opto第1弾に続いて渡辺レイが振付・演出を担当。
「ダンスは『ミシマ』を超えられるか?」をテーマに、三島由紀夫「近代能楽集『卒塔婆小町』」/太田省吾「小町風伝」を原案とし、
小町の若き日の美しい思い出、思いを遂げられなかったことの呪縛、何も生み出せずただ消費するだけの人生、そして老いさらばえても生き続けなければならない哀しみ、それら全てを抉り出し見せつける。
K-BALLET COMPANY元プリンシパルの白石あゆ美と、小林美奈が老婆そして若き日の小町を肉迫の演技で魅せる。
石橋奨也、山本雅也、杉野慧、演技派男性陣の力も得て、小町はビニール傘とともに現代に蘇る。

新たなドラマチック・バレエ2作がこの冬誕生する。






【演目】
「ペットボトル迷宮」
振付・演出:アレッシオ・シルヴェストリン 企画・構成・台本:高野泰寿
出演:ジュリアン・マッケイ、飯島望未、日髙世菜、堀内將平、成田紗弥 他 K-BALLET COMPANY


「ビニール傘小町」
振付・演出:渡辺レイ 企画・構成・台本:高野泰寿 
原案:三島由紀夫「近代能楽集『卒塔婆小町』」/太田省吾「小町風伝」
出演:白石あゆ美、石橋奨也、山本雅也、小林美奈、杉野慧 他 K-BALLET COMPANY

【日時】 2023年1月8日(日)12:30開演/16:30開演、1月9日(月・祝)12:30開演(3公演)
【会場】 KAAT 神奈川芸術劇場(ホール)(神奈川県横浜市中区山下町281)
【チケット(税込)】 S¥9,000 A¥7,500 B¥3,000
【一般発売】2022年10月23日(日) 10月2日(日)~MY Bunkamuraにて先行発売開始
【主催】Bunkamura/ K-BALLET
【お問合せ】Bunkamura 03-3477-3244
【公式ホームページ】https://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/23_opto_plastic/

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