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text by Shoko Mimbuta

Self Isolation Issue : 自宅時間で児童虐待やDVなどが増加傾向に。助けを求めたい時に相談できる場所は?/ How to survive


フィジカルには距離を置かねばならない現状に際し、アイデアや情報のシェアでポジティヴに自宅での時間に向き合うための「Self Isolation」特集。アーティスト/クリエイターによる現状への向き合い方やオンラインで楽しめる情報などを随時アップデートしていく。COVID-19から身を守るため各国で外出制限が行われる中、女性や子供へのDV増加が懸念されており、実際に国連女性機関(UN Women)によると世界的にDVヘルプラインやシェルターへの相談件数も増えているという。日本でも、休校によって親からの身体的暴力、ネグレクトなどの虐待を受けている未成年の生活が逼迫しSOSを出せない状況に陥っていること、パートナーからのDV増加、様々な事情で休業要請対象となったネットカフェで寝泊まりしていた人たちの住まいの問題など、多くの問題が噴出。NeoLではそれらに対応するための有効な情報や専門機関のソースをシェアしていきたい(本記事は随時アップデートする可能性があります)。


国連女性機関(UN Women)
https://japan.unwomen.org/ja/news-and-events/in-focus/covid-19
国連女性機関(UN Women)はジェンダー平等と女性のエンパワーメントのための機関。COVID-19により、女性は特有の状況(非正規雇用、無償労働従事、賃金格差等)が理由で、より大きな影響を受けている。女性・女の子特有の課題や、国際機関からの情報を中心に、COVID-19の更新情報を投稿。


若草プロジェクト
https://wakakusa.jp.net
若草プロジェクトは、児童福祉や婦人保護など、既存の制度のはざまにある、少女や若い女性達に寄添い支援する取り組み。貧困、DV、いじめ、育児ノイローゼなど様々な問題に悩んでいる10代、20代の少女のために、LINE相談窓口が設置され、より相談しやすいようになっている。


一般社団法人Colabo 10代無料の夜カフェ《Tsubomi Cafe》
https://colabo-official.net/projects/tsubomicafe/
家庭にも学校にも居場所を無くした少女たちのため、定期的に渋谷と新宿・歌舞伎町にて食事や物品を提供。食事の場は、相談すると言うことのハードルを下げ、問題解決に向かうきっかけとなる。状況に応じて、弁護士への相談、児童相談所・病院・役所・警察・学校などへの同行支援や、一時シェルターの利用や自立支援のためシェアハウス、就労支援まで行なっている。


東京ウィメンズプラザ
http://www1.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/outline/tabid/134/Default.aspx
女性のための悩み相談、法律相談、男性のための悩み相談等を行っている。聴覚障害の方のためのメール対応、また外国人のための医療情報提供や労働に関する相談窓口の紹介もされている。


TOKYO チャレンジネット
https://www.tokyo-challenge.net/02_challenge.html
インターネットカフェや漫画喫茶等で寝泊りしながら不安定な就労に従事する者や離職者に対して、・生活支援・居住支援・資金貸付及び厚生労働省と連携した就労支援等のサポート事業を実施することにより自立した安定的な生活を送っていただくことを目的とした制度。


東京都福祉保健局
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/smph/jicen/annai/jido_sodan.html
東京都福祉保健局のよる児童相談センター・児童相談所の関しての情報

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