熱狂的ファンが多い映画『シャイニング』を本編の関係者への許可なしに解明する、というかなり異色のドキュメンタリー『ROOM237』が、1月25日より公開中。
『シャイニング』とは、1980年に巨匠・スタンリー・キューブリック監督が発表した伝説的ホラー映画。名作として多くの映画ファンを魅了する一方で、多くの謎が散りばめられていることでも知られており、本作では、そうした謎の数々をジャーナリストや歴史学者、作家、ミュージシャンなどのいわば“シャイニング・オタク”たちの独自論によって、徹底的に検証・分析していく。監督は、新進気鋭の映像作家・ロドニー・アッシャーが務める。
キューブリック監督亡き今、真実が明かされることはないが、本作の公開によって『シャイニング』がまた新たな魅力を放ったことは事実。「いや、自分はこう思う」と、あなたも独自論を展開したくなるかも？ 『シャイニング』未見の人も、すでに何十回（何百回？）と見ている人も、この終わらない謎解きにぜひ参加してみてほしい。
ROOM237
監督：ロドニー・アッシャー
（2012年／アメリカ）
1月25日（土）シネクイント、新宿シネマカリテほか全国順次公開
配給：ブロードメディア・スタジオ
http://www.room237.jp/
