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主張するツールとしてのバンパーステッカーに着目 B.トム スティーヴンソン展”アメリカンランドスケープ”

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JUNYA WATANABE コム デ ギャルソンや BRAIN DEAD へのビジュアル提供やエルメス ラスベガス店のショーウインドウのディスプレイを手がけるアメリカのアーティスト B.Thom Stevenson の展示が 1/18(金)~2/11(月/祝)の期間、幡ヶ谷 gallery commune で開催される。
車社会のアメリカでは当たり前の風景の一部となっているバンパーステッカー。それはアメリカ人にとって自らの趣味、嗜好、宗教、政治思想を主張するツールでもある。コロラド州立大学の社会心理学者 William Szlemkoが2008年の論文で「車にバンパーステッカーを貼った人はいかなるメッセージに関わらず、大幅に攻撃的なドライバーである」と発表したように、心理研究の対象にもなっている。
今回 B. Thom Stevensonは、ステッカーに込められた最大3行のメッセージが時間や場所を越えてハイウェイを疾走する光景に惹かれ、『American Landscapes』シリーズに取り組みました。またバンパーステッカーの横長の形状が、通常縦方向である自身の制作サイクルからの脱却にもなりうる点にも着目し、新たなチャレンジと位置付けています。本展ではバンパーステッカーから着想を得た作品に加え、昨年発表したArt Book“POSTER DRAWINGS”に収録された作品、あわせて約50点が発表される。会場では展示作品はもちろん、communeとの新作コラボレーションアイテムも販売予定。


B.トム スティーヴンソン展 アメリカンランドスケープ

2019年1月18日(金)- 2月11日(月)
open: 水 14:00 – 20:00 | 土日、祝日 12:00 – 18:00 closed: 木
opening reception: 1月18日 金: 7 – 9pm
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