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xiangyuが横浜・寿町に通ったルポエッセイ『ときどき寿』が書籍化




音楽アーティストxiangyu(シャンユー)が横浜のドヤ街・寿町へ通い、執筆したノンフィクションルポエッセイ『ときどき寿』が書籍化。


6年前の夏、寿町の夏祭りに誘われて会場の公園に着くと、どこからともなく杖をついたひとりの爺さんがやってきた。「おう、おめぇ 見ねえ顔だな。どこのどいつだ?」そう、この爺さんこそが後に私の大親友となる〝ヤマさん〟。(本文より抜粋)


10代からこの町に住み続けて60年近くになる“ヤマさん(仮名)” の部屋で、年末には「逃げ恥」再放送をイッキ見するほどの親友になった2人。そして、交流を重ねていくうちに、一本筋の通ったヤマさんの生き方に著者は感銘を受けていく。なかなか知ることのできないこの町での暮らしや住人達の実情、そして町に溶け込むことのできた著者の人となりが見えてくる過去や日常についても描写。2017 年から始めたカジュアルファッション マガジン『Maybe!』での連載「寿日記」をまとめ、新たに大幅加筆した単行本デビュー作。



xiangyu
『ときどき寿』
11月25日発売
(小学館)
https://www.shogakukan.co.jp/books/09388873


xiangyu(シャンユー)
アーティスト。1994年神奈川県横浜市生まれ。xiangyuは本名のアユミの“アユ”に由来する。2018年9月からライブ活動開始。Gqom(ゴム)をベースにした楽曲でミステリアスなミュージックビデオを多数発表。2019年5月に初のEP『はじめての○○図鑑』をリリース。また、xiangyuとファッションデザイナー半澤慶樹(PERMINUTE)が主宰する川のごみから衣装を創作するプロジェクト“RIVERSIDE STORY”では、渋谷川編と題し2022年9月に恵比寿KATAにて初個展を開催。音楽以外にもファッション・アート・執筆活動や映画出演など、垣根を越えた活動を行っている。本書が初の著作となる。

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