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REXX&ショーン・ボアーマン(Burger Records)インタビュー

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―そんなレックスを、〈Burger Records〉としてサポートしようと思ったきっかけは何だったんですか?

ショーン「〈Burger Records〉のショップでやったライヴにレックスたちが遊びに来てくれたんだ。そのときはレックスたちがバンドをやってることも知らなかったけど、初めて見た瞬間から、この子たちが次の世代を作っていくキッズだなって直感したよ。僕の読みは正しかったってことだね。レックスは当時バンドでやってたんだけど、うちのショップでもよくライヴをやってくれたんだ。前座やイベントで急にバンドが必要になったときも、本番1時間くらい前に電話しても、いつも駆けつけてくれるんで有難かったよ」

レックス「初めて行った〈Burger Records〉のイベントが、看板アーティストが勢揃いみたいな豪華なライヴでさ。この人たちの仲間になれたらいいなあと思ってたから、実際にそれが実現して夢みたいだよ」

―〈Burger Records〉のコンセプト、いちばん大切にしていることは?

ショーン「ロックンロールの歴史に自分たちの名前を刻むことだね。ロックンロールには人一倍思い入れが強いんだ。もともと父親がバンドをやっていた縁で、2歳のときヒューイ・ルイスに抱いてもらったこともあるんだよ。父親が81年とか82年にヒューイ・ルイスのバンドの前座をしていてね。だから毎週木曜日に家でバンドの練習があったから、テレビの音量をマックスにして観てたし、たまに近所の人から騒音で警察に通報されたこともあったよ。父親が警察とやりとりするのをドアの影から見てたりして、そんな環境に育ってるんで、子供の頃からアウトロー的なロックンロールの世界に親しんできたんだよね。ロックンロールのルーツや成り立ちも尊敬しているし、ロックンロールの輝かしい歴史の中に、少しでも自分たちの足跡を残して行けたらいいと思ってる」

―〈Burger Records〉を始めるにあたって、ロールモデルのようなレーベルはありましたか?

ショーン「地元のパンク・レーベルは今でも尊敬しているし、あとは〈Rip Off〉とか、60年代のブートレッグを扱ってるレーベル、それに〈Kama Sutra〉とか。もともとビートルズの〈Apple〉とか、キンクスの〈Konk〉とかに憧れてさ。僕たちもジー・メイクアウト・パーティっていうバンドをやってて、そもそも自分たちの作品をリリースするためにレーベルを起ち上げたんだ。最初は自分たちでレコードを出すなんて不可能だと思ってたし、レコード作りのことなんて何も知らずにゼロからスタートしてるけど、実際にやってみたら自分たちにもできるってことがわかったから。それで本格的にレーベルとしてスタートしたんだよ」

―じゃあ、レックスが影響を受けたアーティストやレコードは?

レックス「ギターをやってる叔父から、いろんな音楽を聴かせてもらってたことがきっかけかな……ジミ・ヘンドリックスとかスティーヴィー・レイ・ヴォーンを聴いて、自分でもギターをやりたいと思うようになったんだ。ただ、本格的にバンドにハマり出したのはミニットメンがきっかけだね。ミニットメンのドキュメンタリーをヒマさえあれば友だちと観てたし、ベースのマイク・ワットが『すべての街のすべての通りや街角の片隅にバンドの存在が必要だ』って語っていたのにものすごく影響を受けてね。それとか、ジョナサン・リッチマンが虫や鳥や、あらゆるものから影響を受けてるっていう話にものすごくインスパイアされて、それで自分でもバンドをやりたいと思うようになったんだ」

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