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text by Ryoko Kuwahara
photo by Kisshomaru Shimamura

OKAMOTO’Sのアドレス帳 Vol.21 上杉柊平 x オカモトレイジ

NeoL_reiji_shuhei_1 | Photography : Kisshomaru Shimamura


OKAMOTO’Sのメンバーが友人はもちろん、憧れのアーティストなどをゲストに迎える対談企画第21弾。今回は映画『リバーズ・エッジ』の公開を控えた俳優の上杉柊平が登場。オカモトレイジの学生時代の後輩であり、現在もプライベートで頻繁に会うという二人は初のオフィシャル対談でなにを語るのか。



ーー今回、レイジさんから上杉さんと対談したいと熱烈なオファーをいただいたわけですが。


レイジ「対談する機会なんてなかなかないし、今回『リバーズ・エッジ』の公開もあったからちょうど良いなと思いまして」


上杉「突然LINEもらって事務所の連絡先を聞かれたから、なんか怒られるのかなと思って。それで連絡先を教える前に一応『どうしました?』って聞いたら対談というお話だったので安心しました(笑)」


——お二人は学生時代からのお付き合いなんですよね。


レイジ「中学からだよね。ウチの学校は夏に水泳合宿があって、1週間3学年が縦割りで同じ部屋に泊まるんです。柊平は2歳下なんですけど、部屋が同じで仲良くなって」


上杉「みんなが仲良いので班が別でも部屋を行き来して遊んで。レイジくんはいまと本当に変わらないですよね。もうちょっとハジけてるんじゃないかというくらい」


レイジ「変わらないよね(笑)。柊平も一番変わらず、良い感じで成長していて。中学生からずっと良いヤツというまま大きくなってる」


上杉「それは自分の中の肝、テーマかもしれないです。大人にはなるけど大人にならないみたいなことは常々思っています」



——そこで一緒になってからずっと仲良くしていたんですか?


レイジ「いや、柊平がオーストラリアに行っちゃったので」


上杉「高校3年の時にオーストラリアに留学したんです」


レイジ「俺らがオーストラリアツアーに行った時に入れ違いで柊平に会えなかったんだよね」


上杉「そうそう。あ、そうだ! 高2のとき向こうで日本人いないし、友達もいないし、辛くて図書室に引きこもってパソコンいじってたんですよ。その時にちょうど『閃光ライオット』がやってて。図書室のセキュリティーの問題で、閃光ライオットの中でも観れるアーティストと観れないアーティストがいたんですけど、(ズット)ズレテルズは観れたのでめちゃくちゃ観てました。だから高校入ってから話す機会はあまりなかったけど、俺は一方的にレイジくんの活動はチェックしてました(笑)。なんか不思議ですよね。僕が3年間海外に行っている間に東京の友達周りはヒップホップな感じになっていたんですけど、みんな変わらず集まってて。レイジくんが辿っていたコースにいるヤツらがみんなここで集まったって感じで、相関図を作ったらすごくおもしろそう」


NeoL_reiji_shuhei_3  | Photography : Kisshomaru Shimamura

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