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ジュリア・チャンの新作個展「Pump And Bump」、ペインティングとセラミック作品など発表


©Julia Chiang
Courtesy of the artist and NANZUKA


ブルックリン在住の女性アーティスト、ジュリア・チャンの新作個展「Pump And Bump」が、東京・渋谷NANZUKAで開催中。会期は、10月5日まで。


本展は、2013年に開催された「Coming Together, Coming Apart」展に続くギャラリー二度目の個展。チャンは、2000年にニューヨーク大学を卒業。これまで、「Security Is Mostly A Superstition」 (Half Gallery, NY, 2011)、 「Forever And Longer」( Colette, Paris, 2012)、「SPIT SWEAT SHHH」(The Modern Institute,2019)と、世界各地で個展を行っている。


本展では、色鮮やかな花びら型の形状が生み出す抽象的なペインティングとセラミック作品を中心に新作を発表。生物の紋様のようであり、地図やエネルギーの流れを表している図のようにも見る画面は、宇宙空間や胎内に宿る生命、女性の身体性のメタファーとしての抽象画とも取ることができる。


高度な集中力と忍耐力を必要とする作品を生み出す過程は、あたかも機械的な規則性を手作業で再現をするという、永久にゴールに辿り着くことのない修行のような作業でもある。チャンは、その行為を前向きに取り組むことで、作品に様々な感情が宿ることや、偶発性から奇跡が生まれることを知っているかのようだ。


Julia Chiang (ジュリア・チャン) 「Pump And Bump」
会期:2019年9月7日(土)- 10月5日(土)
NANZUKA
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-17-3
渋谷アイビスビル B1F
www.nug.jp

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