NeoL

開く
text by Junnosuke Amai
photo by Yosuke Torii

Interview with black midi /ブラック・ミディ来日インタビュー







先ごろ、本年度の受賞作が発表されたマーキュリー・プライズ。惜しくも受賞は逃したものの、デビュー・アルバム『Schlagenheim』が候補作にノミネートされたブラック・ミディ。活況に沸くサウス・ロンドンが輩出したこの4人組は、いま、もっとも注目と評価を集める若手ロック・バンドの一角といって間違いない。マス・ロック、ポスト・パンク、ハードコア、クラウトロック、プログレッシヴ・ロック、カンタベリー・ミュージックなど数多のジャンル、無数のバンドを想起させる圧倒的な音楽的雄弁さ。そして、それを支える確かな演奏力と、クールでドライな審美眼。と同時に、ノイズを撒き散らしながらジャムになだれ込むマナーはきわめて性急かつ衝動的で、そこには有無をいわさぬような説得力がある。メンバー全員はまだ19歳か20歳。いったい全体、ブラック・ミディって何者!? 全公演ソールドアウトとなったジャパン・ツアーの東京公演前日、バンドを代表してマット・ケルヴィン(Vo/G)とモーガン・シンプソン(Ds)に話を聞いた。(→ in English


――この前、Bo Ningenとライヴをやられてましたよね。TaigenさんはNeoLでブログを書かれていたこともあって。


マット「へえ! いいね! こっちからもヨー、メン!って伝えといてくれよ(笑)」


――ブラック・ミディとBo Ningenといえば、どちらもダモ鈴木との共演作がありますよね。あの経験がその後の自分たち、ひいてはアルバム『Schlagenheim』にもたらした影響を挙げるとするなら、それはどんなことですか。


モーガン「即興に自信が持てるようになったよね。最初、共演したとき、一切の説明とか指示のない中で、本番直前に『ステージからジャンプするから、着地したらガンガンにノイズを出して』って言われただけで(笑)。あのときから今みたいな方向に一気に変化していった。ミュージシャンとして自信がついたっていうか」


マット「それは絶対にある。あのときのライヴを境にビフォア・アフターみたいな感じで、ステージでも積極的に即興をやるようになったし。それは完全にダモと一緒にステージで即興したことがきっかけ。あと単純に人と一緒にプレイすることに抵抗がなくなった。それまで初対面の人とステージで共演することってほぼなかったし、あのときが初めてみたいなもんで。初めて会った人と一緒にステージに立って、あれだけ圧倒的なパフォーマンスができるっていうのにマジで感動して、自分たちももっといろんなミュージシャンと積極的に絡んでいきたいなと思うようになった」


モーガン「たぶん、自分達が思ってる以上に影響を受けてるよね」


――演奏家として鍛えられた?


マット「それはもう」


モーガン「もちろん」





――ブラック・ミディのサウンドって、いろいろなジャンルやバンド名を引き合いに出して語られていますよね。ただ、部分的には確かに当てはまるところがあっても、全体としてはまったく別物の音楽になっている。そんな自分たちのサウンドについて、当の本人としてはどこまで自覚的なんだろう?という辺りから話を聞かせていただきたいのですけど。


マット「たしかにいろんなバンドを引き合いに出されてるけど、自分たちでもそれまで知らなかったっていうバンドのほうが多いんだよね。雑誌や取材なんかで言われて、初めてそのバンド存在を知るみたいな。それはそれでいろいろ新しい発見があって楽しいしさ。でも、曲を書いてるときには、他のバンドとか音楽とかまったく意識してないと思う。同じ部屋に入って、ひたすらテープレコーダーを廻して、そのままえんえんと何時間もジャムし続ける。そこからなんかちょっと良さそうなパートを繋いで曲の形にしていく、みたいな感じ。ただ、自分達の中から自然に出てきた音に従っていくだけっていう」


モーガン「ただ、それだけ知らないバンドの名前が引き合いに出されるってことは、それだけいろんなところから自分たちでも気づかないうちに影響を受けてるってことじゃないかな。無意識下に影響がどんどん蓄積されていくみたいなね。だから、どこの何に影響を受けてるとか特定できないし、本人たちだって把握しきれてないくらいなんだから。それが自分でも気づかないうちにダダ漏れになってるという」


――いろいろと引き合いに出されるバンドのなかで、「まあ、これは納得できるかな」という名前を挙げるとするなら?


モーガン「バトルスとか、トーキング・ヘッズとか……そのへんはさすがに知ってる(笑)」


マット「あとスワンズに喩えられてることもあったかな。それはなんかわかるような気がする。あと、スリントとかも言われてたことあったっけ?」


――その納得できるポイントというのは?


マット「コード進行とか、曲によっては構成が似ててたりするんじゃないかな。ただ、今言ったバンドにそこまで影響を受けてるかって言われたら、そうでもないんだよなあ」





――ちなみに、僕がブラック・ミディを聴いて真っ先に思い浮かんだバンドはディス・ヒートだったんですね。


マット「なるほどね」


――ディス・ヒートのチャールズ・ヘイワードは、作曲と即興――構築と解体と言い換えてもいいと思いますが、そのふたつが重なり合うところにこそフレッシュで刺激的な音楽が生まれることにとても自覚的でした。そこはあなたたちにも通じる部分だと思うのですが、いかがですか。


モーガン「そうそう、ディス・ヒートもよく言われるよ。で、たしかにいま君が指摘した部分については共通してるかもと思う」


マット「いま言ったようなやり方が、一番簡単かつ生産性の高い音楽の作り方だと思ってるんで」


――『Schlagenheim』がリリースされて少し時間が経ちましたが、自分のなかで改めて消化できた部分、あるいは理解が深まったところなどありますか。


モーガン「いや、ようやく自分たちの中でも落ち着いたっていうか。アルバムを出して、人々の反応が返ってきて、しかも自分たちの想像をはるかに越えるくらい良い反応が返ってきて。1年前は日本でソールドアウトのショウをするなんて想像すらしてなかったし。とりあえずこうして最初のアルバムを出して、世間に対して自分達の存在をアピールできたってだけでも大満足だよ。これを最初のきっかけにして、ここからどういう展開になるかはわからないけど、これまで通りに自分達のやりたいことをやってくまでだよね。アルバムがリリースされるまでは、自分達のやってる音楽について説明するのに苦労したりしたけど、今はそれがアルバムとして実際に形になったわけだからね。アルバムが出たからってとくに気負うでもなく、普通に今まで通りというか……とりあえず、最初の一歩は踏み出したし、この先もただひたすら前進あるのみ、みたいな感じかな」




――ブラック・ミディの曲はどの曲も展開が目まぐるしくて、ひとつの曲の中にいくつもの曲が折り畳まれているかのようにバンド・アンサンブルは複雑に変化していきます。一体どのようなプロセスをへていまのスタイルにたどり着いたのか、とても興味があります。


モーガン「ただ、始終面白い曲にしようってことは心がけてたね。インスト部分の面白さにしても、サウンド的な面白さにしても、ペダル使いだとかドラムの演奏だとか、楽器の扱い方っていうところにしろ。あとは曲の構成なんかもそうだし、1曲の中でいくつものセクションに分かれてたりして……曲の構成とか結構重要だよね。曲の構成が普通じゃないと、聴いて『おっ』ってなるじゃん。実際、フランク・ザッパとか、キャプテン・ビーフハートとか、これもよく引き合いに出されるんだけど、曲を聴いているうちに同じ曲の中でまた新たな展開が開けていったりするからね。そのときそのときで生まれる波を毎回確実に捉えていくってことかなあ……曲が行きたい方向にスムーズに流れていけるようにね。自分がちょっとでも気にかけてることがあったら、とりあえず全部叩き台に上げてみる。と同時に、何も考えずに、思いつくままやっていて、そこから何か面白い展開が起きないかなってノリもある。なんか、そうやって自然な流れに乗っかって楽しんじゃえるとこがある意味、自分達の才能と言えば才能なのかもしれない」


マット「うん、自分もまさに同じことを言おうとしてた。自分たちにとって面白いかどうかが一番重要なんで。自分がいままさに鳴らしてる音に自分自身がコネクトして一体化することを目標としてる……だから、正直、他人の意見っていうのは、そんなに関係ないっていうか、あくまでも自分たちのためにやってることなんで。ただ、アルバムとライヴは違うんだってことは意識してたよね。ライヴで4人だけで音を出すとどうしても限界があるけど、スタジオならいくらでも音を重ねたり、たくさん機材を使ったりできるからね。その一方で、スタジオだとライヴのエネルギーを音に還元するのが難しかったりする面もあるんだけどね。だから、スタジオとライヴを切り離して考えた方が、意識が切り替わって新鮮で楽しいってこともあるし」


――スタジオで奏でる音楽とライヴで奏でる音楽はあくまでも別物である、と。


モーガン「そうそう、どちらか一方をもう一方の場で完璧に再現しようとすること自体が、そもそも無理な発想というか。ただ、ライヴのエネルギーをスタジオに持ち込むってことに関しては、かなり意識して取り組んでるところではある。そもそものハードルが高いし、実際、それを見事に達成してる作品ってなかなかないものなんだけど、自分たちはあえてその難しいハードルに挑戦してみたいって気持ちはたしかにあるよね。この世のものとは思えない世界を音楽によって具現化したいわけだから。ただ、そもそもスタジオ経験が浅いというか、今回のファースト・アルバムが初めての本格的なレコーディングだったようなものだし。今回、メンバー4人だけで集まってスタジオでガッツリ作業できたのって、トータル8日とか9日くらいだし、そんなの全然の数のうちに入らないんで……でもまあ、限られた期間の中でも結構うまくできたほうだと思うし、これからもっと自分達にとっての最適な方法を見つけていけるんじゃないかな」




――スタジオでのレコーディングに関しては、プロデューサーのダン・キャリーの存在も大きかったのではないでしょうか。


モーガン「そうだね。ダンはマジで最高で一緒にやりやすい人なんだよ。しかもダンのスタジオとか環境とかも自分たちに合ってたみたいでね。うちのバンドって結構その場の思いつきでどんどんやっちゃうほうなんで、その場で何か思いついたら、ダンがすぐさまマイクをセットして、次の瞬間にはもう録り終えてるって具合だったから。これが例えば自分たちだけだったら、マイクやギターのセッティングでモタついてるうちに、最初の輝きが失せちゃってたりとか絶対あっただろうし(笑)」


マット「しかも、こちらの無茶ぶりに対しても、こちら側がきちんと説明する前に、ダンがすべて汲み取って、思った通りの音に仕上げてくれるんだから(笑)」


モーガン「それなのに、偉そうなとこが一切なんだよね。何にも縛られてないっていうかさ。プロデューサーの中には、いろいろダメ出ししてくるタイプもいると思うけど、ダンは最初から最後まで『お前らがいいと思ってんなら別にいいんじゃん?』ってスタンスで一貫しててさ。もともと、うちのバンドがそういうスタンスだから。自分たちがいいと思ったら、まわりに何と言われようが関係ないっていう」


マット「だから、作業自体は最初から最後までほんとにスムーズだったよね。ただやるべきことを自分たちの望む形で一つひとつ実現していったっていう感じで」


――先ほど伺った作曲と即興の境界が溶け合う感覚とか、このバンドならではのジャンルレスなスタイルっていうのは、どういうふうに培われてきたのでしょうか。もともとそういう感じの音楽が好きだった?


マット「というか、そもそも最初にちゃんと音楽を聴くようになったのが9歳とかで、11歳の頃にギターを始めたんだけど、その頃に自分たちが今やってるような音楽に興味があったかって訊かれたら、たぶん興味なかったと思う。むしろ、自分たちが出会ったブリット・スクールに入ってからだよね、こういう系の音楽に一気に開眼したのは。そこでいまのメンバーとも出会って、いろんな音楽を教えてもらったって感じなんだ。そこからどんどんこっち方面の音にハマっていて、もはや後戻りできないほどドロドロの状態になってるという(笑)」


モーガン「自分の場合は早熟だったかな。2歳になる頃にはすでにドラムを叩いてたし。まあ、その頃は両親とか親戚のおじさんとかおばさんとかまわりの大人が聴いてる音楽を聴いてるだけだったけど。ただ、自分は将来音楽の道に進むってことはわりと小さい頃から意識してたね。その最初の足がかりが、いま話に出たブリット・スクールで、もともとポップ・ミュージックのセッション・ミュージシャンになるつもりだったんだよね。学校に入る前から少しそういうことをやってたんで」





――へえ。


モーガン「でも、ブリット・スクールに入って、いまのメンバーと出会って、自分がそれまで知らなかった音楽に触れてっていう……そう、だから、ブリット・スクールに行ったことが、確実に自分にとっての人生の転機だよね。そこでいまの仲間に出会えてなかったら、いまの自分はいなかったと思うし。自分自身がすごく開かれたっていうかなあ……自分から積極的にオープンにならないと、面白いものを見逃してしまいそうな、あの環境にいて自分の狭い価値観の中に留まってるのはもったないって。だから、最初からメンバー同士でお互いに聴いてる音楽をシェアしながらも、自分の個人的な趣味の世界のほうも大切にしつつ、それをまたバンドのほうに還元してっていう感じかな。メンバーそれぞれ聴いてる音楽も趣味もバラバラだけど、そこがむしろうちのバンドの強みなんだよ。もちろん一緒に音楽を聴いていく中で、メンバー全員共通に好きなバンドもいるし、それぞれが完全に個人的な趣味で聴いてるバンドもあって、それが全部このバンドの音に反映されてるという」


――たとえば、ブラック・ミディとも比較される80年代のポスト・パンク・バンドたちっていうのは、美術を学んだりファッションの世界に携わったりするような、いわゆる“ノン・ミュージシャン”の集まりでもありました。それこそ、少し前の世代のインディ・バンドやアンダーグラウンド・シーンにおいては、逆にアマチュアリズムやDIYであることが称揚されたり美徳とされてきたところがあったように思います。ただ、ブリット・スクールで音楽を学ばれたキング・クルールだったりあなた方というのは、それとまったく異なる価値観や哲学をもって音楽と向かわれているのではないかと想像します。


マット「いや、いまはブリット・スクールみたいなものがあってすごく恵まれてるよね。基本的に無料だし、自分の学びたいときに学びたいことだけ学習できるシステムになってるから。選ばれた特別な人だけが学べる教育機関じゃないからね」


モーガン「しかも、すごく特別な環境なんだ。自分たちは音楽を専攻してたけど、あの学校の何が最高だったかって、学科とか関係なしにいろんな授業が受けられたことだよ。だから、音楽専攻だからって何も音楽の授業だけに限定されてたわけじゃなくて、音楽をやりながらアートも学べたし、逆にアートの傍らで音楽をやることもできたし、それをBDC(※ブロードキャスト・デジタル・コミュニケーション)ともコラボして絡めてとか、自分の音楽のアートワークに活用したりとかさ。何だろう……自分のビジョンを実現しようという夢を持った同世代のパッションと熱気に溢れてて、お互いコラボレーションし合えるのがすごく恵まれてたし刺激的だった。自分と年の近いいろんなアーティストとお互いに刺激し合いながら、ひとつの作品を作り上げて、それによって自分の可能性を広げていくことができたからね。それは本当にブリットだからこそ経験できたことだし。実際、いまブリット・スクールでアートやダンスを専攻してた卒業生が、学校の友達の繋がりで音楽の世界で活躍してたり。何かを始めるのに道はひとつじゃないし、音楽を始めるきっかけもいろんな方向があるんだなってつくづく思ってるよ。自分自身も音楽をやってるけど、アートにも興味があるし、そうやって考えてたほうがいろんな可能性が開けてて楽しいしさ」





――素晴らしい環境ですね。


マット「たしかにブリット・スクール出身ってことで、下に見られたりとかあるけど。『あー、はいはい、エイミー・ワインハウスが行ってた学校ね、お前らもそっち系なんだ』みたいな感じっていうかさ。そういうのとは関係なく、自分たちにとってはただ面白い連中が集まって面白いことをやってる、最高に面白い場所だったんだけどね。たしかにブリット・スクール出身ってことでメディアで取り上げられやすいってのもあるけど。とりあえず、自分たちが音楽を学ぶには理想的な環境だったし、いろんな雑多なカルチャーやら表現がが混在しててさ」


モーガン「うん、そこが一番好きだったかも。要するに、多様性ってことだよね。ただ音楽を勉強するだけじゃなくて、アートやダンスやいろんな文化的背景やライフ・スタイルを持った人たちがお互いに刺激し合って、これはもう、面白いもんが生まれるしかないだろうっていうさ。たしかにブリット・スクール出身ってだけである種の先入観をもって見られることもあるし、自分も行く前には多少はそういうとこもあったけど、実際に経験してみないとわかんないからね」


マット「難癖つける前に、お前も一度あの学校に通ってみたら? いちゃもんつけるのはそれからにしてくれない?っていう(笑)」


モーガン「でなきゃ、黙ってろっていう話でね(笑)。ブリット・スクール出身でもないのに、ブリット出身ってだけでやたら過剰反応する連中がいるんだよね。それが逆に不思議でたまらない(笑)」


――クリエイティヴな音楽を作るうえで、学ぶことの大切さ、教育の重要性みたいなものはどういうところにあると思いますか。


マット「いいとこは、実際にプロのミュージシャンとしてステージに立つ前にさんざん間違い時間を与えてもらえるってとこ、それと、いろんな人たちと一緒にプレイできる機会に恵まれてるとこかな。ステージで人前で演奏するミュージシャンとしては、そこが一番大きかった気がする。本格的にステージに立つ前に、いろんなミュージシャンと一緒に演奏しながら揉まれることができたから」


モーガン「うん、そうだね」


――ところで、モーガンはブラック・ミディと並行して、Wu-Luというサウス・ロンドンのプロデューサーが発表したEP『S.U.F.O.S.』にも参加されていますよね。


モーガン「いや、不思議な縁で、もともと何年か前にバークシャー州のスラウで〈Beat Routes〉っていうチャリティー・イベントへの参加の誘いを受けて。そのイベントの主宰者のスペンサー・ルーヴェに『こういうのをやってるんだけど、子供達の前で話してみない?』って言われてさ。そこにドラマーのモーゼス・ボイドも参加してたんだよね。それから何年かして自分がサウスイースト・ロンドンに移ったんだけど、引っ越した先がなんとモーゼスとクゥエイク・ベースってパートナーとの共同スタジオの目と鼻の先だったという。それが縁で繋がったという。サウスイースト・ロンドンって、そうやって結構ミュージシャンが繋がっててさ」


――そのWu-Luとも共作のあるジョー・アーモン・ジョーンズとか、エズラ・コレクティヴ周りのミュージシャンとも交流があったりするんですか。


モーガン「うん、ジョーもご近所さんだよ。いいよね」


マット「ちょうど何ヶ月か前に日本に来てたんだよね」


photography Yosuke Torii
text Junnosuke Amai
edit Ryoko Kuwahara




black midi
『Schlagenheim』

NOW ON SALE
(ROUGH TRADE RECORDS / BEAT RECORDS)
国内盤CD ¥2,400(+税)
ボーナストラック2曲追加収録 / 解説・歌詞対訳冊子封入

[ご購入はこちら]
BEATINK.COM:
http://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=10269
amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/B07RSXRWPS
tower records: https://tower.jp/item/4902874


black midi
ロンドン発、刺激的な音を鳴らす若き4人組。瞬く間に音楽好きたちの話題の的となった新鋭バンド、ブラック・ミディはジョーディ・グリープ(vo、 g)、キャメロン・ピクトン(b、vo)、マット・ケルヴィン(vo、g)とモーガン・シンプソン (ds)の4人で構成され、メンバー全員が19歳か20歳で、アデルやエイミー・ワインハウス、キン グ・クルールらを輩出した英名門校ブリット・スクールで出会ったという。ゲリラライブを敢行するなど精 力的にライブ活動を行い、常に変化するセットリストやその演奏力とオリジナリティ溢れる楽曲から、噂が 噂を呼び早くも完売ライブを連発。結成からわずか1年であることから未だに謎が多いが、今最もアツい新生バンドという評判を早々に確立した。デビューアルバム『Schlagenheim』をひっさげた初来日ツアーを敢行し、日本のファンを熱狂させた。


This interview is available in English

1 2

RELATED

LATEST

Load more

TOPICS