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エディターにも大人気! 愛媛をめいっぱい楽しむ1泊2日レポート 松山編

道後温泉 ホテル八千代
道後温泉を出て坂を上ってすぐの「ホテル八千代」は、おもてなしの心とこだわりの料理が人気。八千代名物のとろけるポークシチューと、宇和島のリアス式海岸、黒潮の分岐流が流れ込む絶好の環境で育った真鯛を使ったカルパッチョ、刺身、鯛めし、鯛鍋は必須!地元の山の幸、海の幸の数々を使用した料理がたっぷり並ぶディナーはボリューム満点。瀬戸内の日本酒や焼酎も試しておきたいところ。もちろん温泉も完備。「坊ちゃんの湯」「マドンナの湯」を男女入れ替え制で楽しめる。数寄屋風の天井の木の香りと極上の道後の湯でゆったりと疲れを癒そう。愛媛県のご当地キャラクター「みきゃん」をあしらったコンセプトルーム「みきゃんルーム」があるのもこのホテルだけ。

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「道後温泉 ホテル八千代」
〒790-0841 愛媛県松山市道後多幸町6-34
TEL (089)947-8888 FAX (089)932-9787
http://www.e-yachiyo.co.jp

道後温泉本館

日本書紀にも描かれた日本最古の温泉「道後温泉」のシンボルがこちら。木造の重厚感漂う本館の上には伝説の白鷺を据えた振鷺閣。太鼓の音で開館を告げる情緒も含め、館内へひとたび足を踏み入れば、タイムスリップしたような気分になる。「神の湯」「霊の湯」があり、4つの入浴コースからセレクト。夏目漱石も愛したというアルカリ性で美容効果の高い湯に浸かったあとは、浴衣に着替えて、2階の休憩所でお菓子と炭火で沸かしたお湯で作るお茶で一息。これはなんと121年前から変わらない休憩スタイルだという。3階の休憩所にはかつて夏目漱石が湯上りにくつろいだと言われる「坊ちゃんの間」があり、夏目漱石の貴重な写真なども展示。さらに昭和天皇も昭和25年(1950)に来浴された皇室専用の浴室「又新殿(ゆうしんでん)」(見学のみ可)にも注目。建築様式は、桃山時代風の優雅なもので、畳は備後表の高麗縁、欄間にしめどり、いかるがの透かし彫り、天井は高麗張りの桐の三枚重ね、ふすまは金箔に極彩色の枝菊が描かれている豪華絢爛なもの。建具類もすべて極上の漆を用いた輪島塗りで、建築以来一分の狂いも生じていない。浴槽は、御影石の中でも最上とされている香川の庵治石だ。
10月1日から2月29日までは蜷川実花の作品が道後温泉本館の障子・ガラスに施され、外観も大きく変化。現代アートと日本古来の温泉のコラボレーションをぜひ堪能しに行ってみては。

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「道後温泉本館」
愛媛県松山市道後湯之町5-6
http://www.dogo.or.jp/pc/about/#guide
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