OKAMOTO’Sのメンバーが友人はもちろん、憧れのアーティストなどをゲストに迎える対談企画第３弾は、ベースのハマ・オカモトと赤い公園のギター津野米咲が登場。同世代のバンドとして、互いのスタンスやクリエイティヴへ向かう姿勢、そして今後を語り合った。
（前編より続き）
—米咲ちゃんはとにかく曲を作り続けてますよね。
津野「はい。それしかやることがないんで（笑）」
ハマ「枯れることを知らない感じだ」
津野「いや、怖い、怖い、怖い。枯れる恐怖で毎晩シクシク泣いてます。それは嘘ですけど（笑）、怖いですよ」
ハマ「でも、この前のシングル（“風が知ってる”）もそうだけど、曲を組み立てる手順のバリエーションをすごく持ってるなって思う。レゴみたいに最初のパーツは一緒かもしれないけど、行程や色が違うだけで曲が全然違って聴こえるから。それでいて全曲に赤い公園らしさを感じられるのがいいなって。今回、亀田（誠治）さんをプロデューサーに迎えた理由もよくわかったし。今までで一番好きですね」
津野「うれしい。ありがとうございます。OKAMOTO’Sのライブは若いお客さんが多いの？」
ハマ「うん、多いね」
津野「そこが羨ましい」
ハマ「オーバーエイジなんだ。男性が多いの？」
津野「でも、初期に比べたら女の子が増えたかな」
ハマ「僕らは逆で、最近ようやく男のお客さんが増えてきて」
