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浅草の温度感を音楽に。人間味溢れる探偵ドラマとEGO-WRAPPIN’独自の持ち味が融合した『BRIGHT TIME』(後編)

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──エンディング曲の“サニーサイドメロディー”は、それまでの2曲とは打ってかわってラブリーで優しい雰囲気が心に残ります。ふわっとしたピースフルな音色がまた、素敵なんですよね!

中納「ありがとう(笑)。この曲では、かなり幸せ感を全面に出したかったというか。ディープな人間模様を描くドラマだからこそ、最後には絶対、希望を入れたかったんです。ヴォーカルも、普通のテイクにファルセットのコーラスを重ねたりして。なるべく優しくて、ふくよかなニュアンスが出ればいいなと」

──中納さんのファルセット、実は珍しくありません?

中納「そうね、たしかにあんまりないかも。私の中では、ちょっと初期のプリンス風というか(笑)。昔のブラックミュージックってよく、ハードなファンクアルバムの中にちょこっと可愛らしい曲が入ってたりするじゃない?」

──ああ、なるほど(笑)。スライ&ザ・ファミリー・ストーンの『暴動』だったら、“Runnin’ Away”とか? 

中納「そうかもしれない(笑)。とにかく、昔好きでよく聴いてた頃のR&B魂が、この曲では久々に復活してるなと。ふふ」

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