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SUPER-KIKI SHOPによるPOP UPイベント「不純のユートピア」開催! ZINEフェスやブックフェアなど関連イベントも同時開催




super-KIKIをデザイナーとして稼動するプロジェクトSUPER- KIKI SHOPのPOP UPイベント「不純のユートピア」が、5月16 日(金)から18日(日)まで、下北沢BONUS TRACKギャラリーにて開催。
古着のアップサイクルアイテムの販売から メッセージミサンガのワークショップまでフェミニズムやアクティビズムに触れる3日間となる。
このPOP UPイベントを軸に、関連イベントとして、17日(土)に はBONUS TRACK広場で1日限りのフェス「NOISY ZINE & BOOK Culture / Activism / Feminism / Queer の交差点」も同時開催。また、下北沢本屋B&Bでは、5月いっぱい「ブックフェア それでもあなたと生きていく」が開かれる。


日時:2025年5月16日(金)~18(日) 11:00~20:00 17日のみ 11:00~21:00
会場:BONUS TRACK GALLERY(世田谷区代田 2-36-15)
詳細:https://note.com/bonustrack_skz/n/n5b4851fc2f2d


新作や古着リメイクの販売
クィア・フェミニズムを中心に抑圧か らの解放を目指すメッセージをデザインした、”政治的衣服” SUPER-KIKI SHOPオリジナルTシャツやトートバッグなど日常使いができるアイテムから、古着アップサイクルの一点もの、パッチやステッカーの販売まで。



ミサンガワークショップ
同会場で、12時から18時までワークショップ「ハギレであみあみメッセージミサンガをつくろう」を開催。作り方をまわりの人と共有しながら、端切れとメッセージリボ ンで叶えたい願いを込めたミサンガを編もう。材料費を抜い た売上の半額を、紛争地域の女性と子ども支援、パレスチナ支援、 LGBTQユース支援へ寄付。(参加費:500円~投げ銭)。



関連イベント 「NOISY ZINE & BOOK Culture / Activism / Feminism / Queer の交差点」
日時:2025年5月17日(土) 11:00~18:00
会場:BONUS TRACK 広場 ※雨天時中止
詳細:https://note.com/fragen/n/n08546446ae36
主催:FRAGEN / キュレーター:宮越里子
「NOISY ZINE&BOOK」は、カルチャー、アクティビズム、フェミ ニズム、クイアが交差する1日限りのフェス。昨年に続き、下北沢BONUS TRACK広場にて、ZINEや雑誌、雑貨やレコードを中心に約20ブースが出店予定。個人セレクトブースから書店まで幅広い出店者が大集結。




関連イベント 「ブックフェア それでも、ともに生きていく 」下北沢 本屋B&B
期間:2025年5月1日(木)~31日(土)
会場:本屋B&B(世田谷区代田2-36-15)
詳細:https://note.com/fragen/n/n95929b539e7a
SUPER-KIKI SHOPのPOP UP開催に合わせて、「ブックフェア それでも、ともに生きていく BOOK FAIR: Living On, Together」を本屋B&Bにて開催。アーティストsuper- KIKIとFRAGENの伶奈が、アクティビズムや政治、哲学、フェミ ニズム / クィアの本を中心にセレクト。がんじがらめのわたしたちを救うために。冷笑や諦めに抗い、ともに生きる道を探すブックフェア。
※このブックフェアから書籍を購入された方には、SUPER-KIKI SHOPオリジナルパッチを無料配布する予定。


デザイナーsuper-KIKIが POP UPコンセプト“不純のユートピア”に込めた想い
「生産性」を求められるわたしたちの世界では、もはや真実が何なのかは重要ではなくなってしまった。それを追い求めることは「生産的ではない」。つまりコスパが悪いとみなされたのだ。AIの技術は非常に複雑に発達し、手軽に美しく、リアルに、エモーショナルな風景を描き出すことに成功した。(わたしたちの住む、リアルな土地を破壊することと同時に。)しかし社会のシステムは逆に、より単純に、より解像度を低く、私たちをカテゴライズし管理しようとしてはいないだろうか。
「純粋で、強くて美しくて優秀で、生産性の高い」単純なものだけを望むこの世界では、わたしたちはきっと「化け物」だ。化け物/妖怪/魔女/サイボーグ…そう、わたしたちの存在は複雑でやっかいで、簡単にはわかりあうことはできないだろう。けれど、わたしの、あなたの存在の複雑さはまぎれもなく真実であり、誰に も否定することなどできない。そしてこれからも、わたしたちはあらゆるかたちに変化し続ける。誰かを排除し続ける大きなものから変えられる前に。そう、どんな姿にだってなれるのだ。新しい物語を生きる、わたしたちのからだを作り出そう。「異質」なわたしたちがこのディストピアをジャックし、その複雑さをまた世界に描き出す。奇妙で不純なわたしたちの姿に目を凝らし、あなたはなんであるか、わたしはどうであるのか、お互いの共存の希望を、このからだで語り合ってさがそう。
super-KIKI


SUPER-KIKI SHOP
2011年の原発事故をきっかけに不均衡な社会の暴力性に関心を寄せ、表現物をクラフトしてきたsuper-KIKIをデザイナーとして稼動するプロジェクト。FRAGEN運営。オリジナルのグラフィックを用いた衣服や布パッチ、ステッカーなどの身につけるものを主にアップサイクルで制作、販売、ワークショップなどで手法を共有している。疲弊した社会で持続的に声を上げ、存在をかき消されないための抵抗の方法を探る。
SUPER-KIKI SHOP:https://www.instagram.com/super_kiki_shop/ ECサイト:https://superkikishop.com/


super-KIKI(デザイナー)

2011年より路上デモに参加しながら社会に対する疑問やメッ セージを、ぬいぐるみでできた横断幕やネオンサイン風ステンシルのプラカード、衣服などをDIYで制作し表現する。フェミ ニストゲーマーのミーティングや、政治的メッセージを刷るシルクスクリーンワークショップなども展開。自身のケアと性表現の探求からinstagramでセルフィーの投稿もする。バーンアウトの経験から、日常的にいかに無理しない形で持続的に声をあげられるかを模索し、身に付けられる政治的アイテムを日々制作中。


FRAGEN (運営)
FRAGENとは、ドイツ語で“問うこと”。社会のなかで、考え、行動しつづけるために、みなさんと伴走する会社。Webキャンペーンや広報、ブランディング、イベントコーディネートが得意。主な活動フィールドは、政治、哲学、アクティビズム、カルチャー。SUPER-KIKI SHOPやD2021運営。映画『重力の光』配給 / 制作。上映会やフェミニズム読書会、勉強会や音楽パーティなども主宰。
by reina tashiro @reinatashiro / mizuki kimura @mizuki414love

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