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マイカ・ルブテ(ミュージシャン)×kisimari(フォトグラファー)×フジワラミホコ(ヘアメイクアップアーティスト)インタビュー

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マイカ・ルブテという存在は白いキャンバスのように無垢で、時に鋭い感覚を持つ動物のような野性味をも感じる。ミュージシャンであり、日仏ハーフという恵まれた容姿だけではない内から滲み出る豊かな才能は、音楽、映像、写真などを通し様々なクリエイターと最高のケミストリーを生み、イマジネーションを刺激する関係性を作り上げている。雑誌Numero、ELLEや海外セレブのミランダカー、歌姫アリアナグランデをPOPでビビッドな世界観で撮り下ろすフォトグラファーのkisimariや、近作では木村カエラの新作アルバムのジャケットなど、ミュージャンや女優などを多く手掛けるヘアメイクアップアーティストのフジワラミホコも、そんな個性に魅せられデビューから映像や写真でコラボレーションを重ねている。彼女らがマイカ・ルブテをフックアップする理由、そして、マイカ自身が二人に出会って広がった世界、新しい挑戦とは?

 

フジワラ「マイカちゃんとは、EAのアルバム『METEO』(マイカ・ルブテとギタリストのShinyaのユニット)のCDジャケット撮影の仕事でヘアメイクを依頼されて初めて会ったんだよね。今よりもっとイノセントな印象ですごく魅力的な子だったなって、その後も実はずっと気になっていたの。それですごく自分の作品制作意欲が湧いてきて、キシマリさんを誘って作品撮影をしたのが3人の最初だよね」

kisimari「染まってない雰囲気が逆に凄く新鮮で。イメージを掻き立てられるような感じがしたよね」

フジワラ「今は自分のスタイルが完成されている子が多いけどマイカちゃんはいい意味で真っ白。色んな可能性を秘めている感じがしたの。強いメイクも、ノーメイクのようなナチュラルも似合うだろうなって。アーティストとして魅力的だと思った。いい意味で型にハマらずに、そのままでいて欲しいな」

マイカ「元々音楽を作ることしかしていなくて、家に籠って没頭するタイプだったので、それ以外で自分を活かす事を全然考えたことがなかったんです。自分の声でさえも最初は自分で歌う事を考えてなかったくらい。他の人にいいね、って言ってもらえて広がる事が沢山あります。メイクや写真の世界に触れたことで、色んな引き出しを開けてもらって新しい自分に気づかせてもらえました。最終的には、それがライブでの見せ方にも繋がるくらい世界感が広がった。自分の表現方法を発見できたと言う方が正しいかもしれないです」

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