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Chara×アヴちゃん(女王蜂)×小林祐介(THE NOVEMBERS)“オルタナの女王決死戦”鼎談(前編)

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――自分がクリエイティヴな人間であることを悟って、「音楽をやらないと生きていけない」と実感したのはいつ頃でした?

小林「僕が音楽を作り始めたのは高校生の時ですね。最初は遊びでしたけど」

アヴちゃん「私の場合は小学校の低学年くらいの時に、妹と“ふわふわくまさんズ”っていうグランジ・ユニットを組んでました(笑)。うちのお母さんって面白くて、スパゲッティとお味噌汁を一緒に作ったりするんだけど、それがいや!みたいな曲を書いたりして。そして学生の時に女王蜂を結成したんです。でも、私の場合は音楽作りというよりもステージですね。何よりも、見せるために曲を作っていて、“見る人がいないとどんなポーズも意味がない”と、歌詞に綴ったことがあります。ステージに立つと0になるし、100にもなれる。ステージがないということは考えられない」

Chara「私は幼稚園の年長の、ウサギ組の時だったな。幼稚園にあった足踏みオルガンを時々弾かせてもらってたんだけど、そのうちに先生が弾いてる曲を弾けるようになって、ある日先生の代わりに、みんなで一緒に歌う『さよならのうた』の伴奏をしたの。それが始まり。“なんかこれ、いいな、役に立つぞ”と思ったんだよね。私、すごく背がちっちゃかったから、おままごとをする時も赤ちゃん役で(笑)。でも、ちっちゃくても楽器を弾けると、そういう役割から逃れることができた。それでリクエストを受けて伴奏したりして、コミュニケーション・ツールになったんだよね。話すのが大変でも、楽器が言葉の代わりになるし」

――じゃあ、歌はあとからついてきた?

Chara「うん、歌は失恋してから。19歳くらいの時だったかな。遅かったの。元々曲を作っていて、パフォーマンスやダンスも好きでチア・ガールをやったりしていたんだけど、なんか歌う勇気がなかったんだよね。でも失恋して、何か思い切ったことをしたいなと思った。何かを変えたかったのかな。それで、単に髪を切るくらいの勢いでやってみたら、全然歌えなくて(笑)。本当はどっちかっていうと作るほうが好きなんだと思う」

LIQUIDROOM 10th ANNIVERSARY~オルタナの女王決死戦~ Chara×THE NOVEMBERS VS女王蜂 -NeoL NIGHT-

出演:Chara×THE NOVEMBERS/女王蜂

日時:2014年9月22日(月/祝前日)

開場:19:00 開演: 20:00

会場:リキッドルーム

前売券 発売中 4,200円(税込/1ドリンク (500円)別途)
前売券取り扱い箇所:チケットぴあ(Pコード 236-998)、ローソンチケット(Lコード74573)、イープラス、リキッドルーム


問:03-5464-0800(リキッドルーム)

http://www.liquidroom.net

https://www.neol.jp

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