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Chara×アヴちゃん(女王蜂)×小林祐介(THE NOVEMBERS)“オルタナの女王決死戦”鼎談(後編)

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――コラボレーションに関する考えを教えて下さい。いつも、具体的に自分が求めているものを伝えるほうですか?

Chara「私、わりと明確だよね。でも、コラボする以上は最大限にお互いから引き出し合ったほうが面白いと思う」

小林「僕の場合はCharaと一緒にやることで、自分が知らなかった得意なこととか、使ったことが無い感性の筋肉を引き出してもらう側でした。それがいい経験になって、今に活きています」

アヴちゃん「私は男女にかかわらず人を“脱がす”のがめっちゃ巧くて、多分、篠山紀信なんだと思う。恋人でも誰でも、どんな関係でもそうですけど、サポート・メンバーはだいたいパンツ姿で演奏してるし(笑)。みんな “私にはこの色は似合わない”みたいに思い込んでるところがあるから、それをベリって剥がして、見せてあげるの。それが理由で女王蜂が好きな人も結構多いと思う。“女王蜂と出会うまでお化粧もしたことなかったけど、今コピーバンドやってます”みたいなお手紙をよく頂くので」

――小林さんがアヴちゃんをプロデュースするとしたら、どんな風にアプローチします?

小林「ちょっと抽象的ですけど、僕は、思ってることと言ってることとやってることがブレてない表現者になれたらいいなと、いつも思っているんです。例えば、その人が何かを喋ったら詩のようだなとか。まさにCharaがそうだった。アヴちゃんのこともデビュー前から知っていて、すごい存在が登場したなと思いました。で、ライヴの動画を見たりインタヴューを読んでみて、アヴちゃんもブレない人だと分かったから、もしプロデュースで関わることがあれば、自分が引き出される側になるんじゃないかな。脱がされることになるかもしれないけど(笑)、“こんな感情が自分にあったのか”という発見が未知数にありそうで」

アヴちゃん「うれしいです、すごく。でも、ブレられないから辛いところもあるんですよね」

小林「そうそう。そこを引き受けてる感じが、凄みや説得力になってるんだと思う」

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