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知的障害者だけのパンクバンドの軌跡をたどる音楽ドキュメンタリー

⑥場面写真-2


フィンランドの知的障害者4人で結成されたパンクロックバンド「ペルッティ・クリカン・ニミパイヴァト」の日常を追ったドキュメンタリー映画『パンク・シンドローム』が公開中!

メンバーは、それぞれ知的障害を抱えたペルッティ、カリ、サミ、トニの4人。「精神科施設のメシはまるで豚のエサ」「いつかグループホームを爆破してやる」「少しばかりの敬意と平等が欲しい」「権力者はペテン師だ 俺たちを閉じ込める」など施設や社会への不満を、強烈な歌詞にぶつける彼らの姿は、パンクファンのみならず、多くの人々を魅了し、笑わせ元気づける。が、時には個性がぶつかり合い、ケンカすることもしばしば……。そんな彼らの日常から、CDデビューや海外公演までの、成功と紆余曲折をたどっていく。

彼らの強烈な歌詞から垣間見える「社会を変えたい、障害者に対する人々の意識を変えたい」という想い。まっすぐに突き進む彼らの姿とともに感じる強い意志に心を揺さぶられる。

パンク・シンドローム
監督:ユッカ・カルッカイネン、J-P・パッシ
出演:ペルッティ・クリッカ、カリ・アールト、サミ・ヘッレ、トニ・バリタロ ほか
(2012年/フィンランド・ノルウェー・スウェーデン)
公開中
http://punksyndrome.net/index.html

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