NeoL

開く

『ヴィンセントが教えてくれたこと』 ジェイデン・リーベラー インタビュー

45

俳優になるなんて思ってもみなかった

 

———日本の観客はこの映画で初めてジェイデンくんのことを知るわけですが、そもそも俳優を目指したきっかけは何だったのですか? 

ジェイデン「はじめは俳優になるなんて考えたこともありませんでした。映画そのものは大好きでよくお父さんと一緒に観に行ってたんですが。全てのきっかけはロスに引っ越した時です。みんなから『絶対やったほうがいい。向いてるから』ってしきりに言われて、それなら試しにやってみようかなと軽い気持ちでこの世界に飛び込んでみたら、意外と楽しかったんです。CMに何本か出ると、今度は映画も決まって……そんな感じです」

———いまは12歳ですよね?学校はどうしていますか?好きな科目などがあれば教えてください。

ジェイデン「オンライン・スクールを活用しています。その方が世界のどこにいても受けられるので便利なんです。それでも俳優と勉強を両立するのは大変なことだなと感じています。好きな科目は数学で、あんまり好きじゃないのは化学、かな?よく変わるんですが」

———将来的に俳優を目指す意志は固まりました?

ジェイデン「はい、この仕事を続けていきたいなと思っています。このお仕事でいちばん楽しいのは、こうして東京をはじめ様々なクールな地を訪れることができることです」

———この映画を観た誰もが「他の子役と全く違う輝きを持っている!」とあなたのことを絶賛しています。何か心がけていることや演技の秘訣などかあるのですか?

ジェイデン「心がけているのは、自然にしようということです。演技をしようとするのではなく、ただ自分でいるという努力をしています。その人になろうと演技をするのではなく、その人自身になる。これはテッド・メルフィ監督がぼくに教えてくれたやり方です。監督からはとても大きなことを教わったと感じています」

1 2 3 4 5

RELATED

LATEST

Load more

TOPICS