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写真家ウジェーヌ・アジェの展覧会、後世の写真表現への影響を考察

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ウジェーヌ・アジェ《日食の間》1912年 ゼラチン・シルバー・プリント

写真家のウジェーヌ・アジェに焦点を当てた展覧会「TOP Collection アジェのインスピレーション ひきつがれる精神」が、東京都写真美術館で開催中。
会期は2018年1月28日まで。

ウジェーヌ・アジェは、1857年フランス南西部リブルヌ生まれ。19世紀末から20世紀初頭にかけて活動し、41歳の時から30年間にわたって8,000枚以上の写真を撮影した。
近代化が進み、消えゆく古きパリの光景を体系的に記録し、図書館や美術館、博物館などの公的機関や画家、建築家などのアーティストたちに販売した。1927年に逝去し、1981年にはニューヨーク近代美術館で回顧展が開催された。

本展では、東京都写真美術館が所蔵する20世紀から現代に至るまでの作家たちの作品や写真集、資料を通して、アジェが20世紀前後にパリの光景を捉えた写真が後世の写真表現に与えた影響を考察する。

アジェの作品をはじめ、マン・レイやシャルル・マルヴィル、アルフレッド・スティーグリッツ、ベレニス・ アボット、ウォーカー・エヴァンズ、リー・フリードランダー、ジャン=ルイ・アンリ・ル・セック、荒木経惟、森山大道、深瀬昌久、清野賀子らによる約155点の作品が展示される。

TOP Collection アジェのインスピレーション ひきつがれる精神

会場:東京都写真美術館 3階展示室

住所:東京都目黒区三田 1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内

時間:10:00〜18:00 (木・金は20:00まで)
*2018年1月2日、3日は11:00〜18:00 *入館は閉館 30 分前まで

休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は開館、翌平日が休館)、2017年12月29日(金)〜 2018年1月1日(月・祝)

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