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現代美術の巨匠ゲルハルト・リヒター展『Painting 1992‒2017』、2年ぶり10度目の開催

1801141
《Abstract Painting (946-4)》

2016, oil on canvas, 40 x 50 cm

(c) Gerhard Richter, courtesy WAKO WORKS OF ART

ゲルハルト・リヒターの個展『Painting 1992‒2017』が、東京・六本木のワコウ・ワークス・オブ・アートにて開催中。会期は、2018年1月31日(水)まで。
ゲルハルト・リヒターは、1932年にドイツ・ドレスデンで生まれた画家。色見本のような絵画「カラー・チャート」や、様々な写真の上に油彩やエナメルで描く手法「オーバー・ペインテッド・フォト」を用いた作品シリーズ、何層にも色を重ねた抽象画などを発表している。

本展は、ワコウ・ワークス・オブ・アートの開廊25周年展として開催。1992年から2017年までの作品を、リヒター自らが展示構成して紹介する。
世界初公開となる油彩画5点、2016年から今年にかけて制作された最新の油彩画5点をはじめ、「オーバー・ペインテッド・フォト」の作品も展示。
開催にあわせて『Painting 1992‒2017』展の全出品作品と、これまでに国内で発表されてきた代表作約70点をカラーで掲載したカタログ『ゲルハルト・リヒター Painting 1992‒2017』、ディートマー・エルガーによるリヒター公認の評伝『評伝 ゲルハルト・リヒター』も刊行された。

ついに「自由になった」(評伝より)と語るリヒターの創造と革新の歴史を、画廊25年間の歩みと重ね合わせて楽しみたい。

ゲルハルト・リヒター
『Painting 1992‒2017』
2017年12月16日(土)~2018年1月31日(水)

会場:東京都 六本木 ワコウ・ワークス・オブ・アート

時間:11:00~19:00

休廊日:日、月曜、祝日

料金:無料

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