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新潟と日本各地、世界を結ぶ『水と土の芸術祭2018』開催

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『水と土の芸術祭2018』が、新潟県の市内各地で開催中。会期は、10月8日まで。


2009年から始まり、今年で第4回展を迎える『水と土の芸術祭』。新潟市という都市名ではなく、「水」と「土」という生命の誕生を促し育んできた根源的物質を表題に掲げていることを特徴としている。


「水」と「土」がせめぎ合う境界領域に生まれた新潟。信濃川、阿賀野川の両大河が大量の水と土砂を運び、沿岸では延長70kmにもおよぶ日本最大級の砂丘列により数多くの潟湖が形成された歴史のなかで、先人たちは、「水」と「土」の恵みを享受する術を学び、脅威を削る試行錯誤を重ね、その英知を脈々と受け継いできた。


本展の継続理念は、「私たちはどこから来て、どこへ行くのか~新潟の水と土から、過去と現在(いま)を見つめ、未来を考える~」。さらに今回は、「メガ・ブリッジ─つなぐ新潟、日本に世界に─」をコンセプトに、新潟と日本各地、さらに世界を結び、市民同士をつなぎ、新しい視点、感性を育む壮大なアートの架け橋となる。


アートプロジェクトでの参加作家は、青木千絵、青木野枝、浅葉克己、荒井経、池内晶子、磯辺行久、伊藤遠平、伊藤公象、伊藤知香、岩崎貴宏、丑久保健一、遠藤利克、大西康明、角地智史、梶井照陰、管懐賓(グァン・ファイビンGuanHuaiBin)、阪田清子、塩田千春、ジャウマ・プレンサ(JaumePlensa)、セルゲイ・ヴァセンキン(Sergey Vasenkin)、高田洋一、高見沢美穂、土屋公雄APT(=アートプロジェクトチーム)田原唯之+木村恒介、冨井大裕、ナウィン・ラワンチャイクン(NavinRawanchaikul)、潘逸舟(ハン・イシュHanIshu)、日比野克彦、古川知泉、星野曉、間島領一、松井紫朗、南川祐輝、森北伸、山内光枝、山本糾、柳根澤(ユ・グンテクYoo,Geun-Taek)。


こどもプロジェクトでの参加作家は、井川惺亮、ISOPP、土谷享(KOSUGE1-16)、友政麻理子、野村誠、ハヤシヤスヒコ(パラモデル)。

多彩なアプローチから、新潟市のあたらしい魅力を感じ取りたい。

『水と土の芸術祭2018』
2018年7月14日(土)~10月8日(月)
会場:新潟県 万代島多目的広場、新潟市芸術創造村・国際青少年センター(ゆいぽーと)、その他、市内全域

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