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ダフト・パンク、ビョーク、ジェーン・バーキンらが心酔する 天才ピアニスト・音楽家チリー・ゴンザレスのドキュメンタリー映画

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ダフト・パンク、ビョーク、ジェーン・バーキンといった超一流アーティストが心酔する<狂気>の天才ピアニスト/作曲家チリー・ゴンザレスの、破天荒な生き様と、繊細で感動的な音楽の魅力に迫るドキュメンタリー映画『黙ってピアノを弾いてくれ』。
挑発的な言動、強烈すぎるキャラクターとジャンルにとらわれない唯一無二の音楽性で、多くの有名アーティストから熱狂的支持を集める天才ピアニスト・作曲家・ミュージシャン、チリー・ゴンザレス。


90 年代後半以降、カナダからドイツへとわたった彼は、クラシックとジャズで培ったピアノ技術とラッパースタイルでアンダーグラウンドシーンから頭角を現し、<異端>の天才として時代の寵児となった。<狂気>とも呼ばれる言動とは裏腹に、奏でられるピアノの音色の繊細な美しさ。人々を魅了してやまないそのメロディの向こうには、独創性とユーモア、そして人間性に満ち溢れた、知られざる彼の生き様そのものが溢れていた――。
本作では生まれ故郷のカナダからドイツ・ベルリンに渡った一人の青年が、様々な音楽実験や表現方法を試し、模索する中で、いかにして唯一無二のエンターテイナーとしてシーンに多大な影響を及ぼすアーティストになっていったのかが綴られる。ダフト・パンクのトーマ・バンガルテル、ジャーヴィス・コッカーらとの共演など、 ライブパフォーマンスも多数収録。中でもウィーン放送交響楽団とのステージでの驚愕のパフォーマンスは圧巻だ。
チリー・ゴンザレスの名を全く知らない人でも、観るとまたたく間に大ファンになってしまう、最高のエンターテイメント作。プレミア上映を果たしたベルリン国際映画祭では、会場を爆笑と感動に包み込み、満員の観客 は鳴り止まないスタンディングオベーションを浴びせ熱狂した。


<狂気>と呼ばれた男が奏でるピアノ。その音色は、なぜこんなにも美しく、感動的なのか。
グラミー賞受賞歴のある作曲家であり、名ピアニスト、そしてエンターテイナー。ラップ、エレクトロ、ピアノの間を縦横無尽に交差し、従来の枠にとらわれない唯一無二のポップパフォーマーとなったチリー・ゴンザレス。
このエキセントリックなアーティストは、ファイストやジャーヴィス・コッカー、ピーチズ、ダフト・パンク、ドレイクといったようなアーティストたちにインスピレーションを与え、共にコラボレーションをしている。
変わり続けることが、ゴンザレスの旅で唯一変わらないことのようだ。観客が彼を解明したと思うたびに、彼は急進的な動きを見せ、なかなか本性を掴ませようとしない。
ドキュメンタリー映画『黙ってピアノを弾いてくれ』は、ゴンザレスを、母国カナダから 90 年代後半のベルリン、そしてパリを経て、世界の名だたるフィルハーモニーホールの演奏まで追う。本作では、ゴンザレスの自 信喪失と誇大妄想がコインの裏表になっており、彼のステージでの人格のダイコトミー(二分法)に深く潜り込んでいく。
ゴンザレスの遊び心に満ちたキャラクターは、本作の演出にも反映されている。ゴンザレスの幅広い映像アーカイブを用いた本作は、新たに撮影されたインタビューやコンサートシーンに全く異なる時間の架空の素材を織 り交ぜることで、彼の人物像を探索していく。私たちがチリー・ゴンザレスの世界へと旅をするにつれ、現実とフィクションの境が不鮮明になっていく。


また、シリーズ最終章となるニュー・アルバム『Solo Piano III』が、2018年9月7日 (金) に世界同時リリース。アルバムより新曲「Present Tense」がリリースされており、同曲は、Daft PunkのメンバーであるThomas Bangalter(トーマ・バンガルテル)へ捧ぐ1曲となっている。





サブ4


サブ5


サブ6


『黙ってピアノを弾いてくれ』

9月29日(土)より渋谷・シネクイントほか全国順次公開

監督:フィリップ・ジェディック
出演:チリー・ゴンザレス / ジャーヴィス・コッカー / ピーチズ / トーマ・バンガルテル(ダフト・パンク)
2018年 / ドイツ・フランス・イギリス合作 / 英語、ドイツ語、フランス語 / 85分 / DCP / カラー / シネスコ / 5.1ch /原題:SHUT UP AND PLAY THE PIANO/日本語字幕:額賀深雪 / 提供:トランスフォーマー+パルコ / 配給・宣伝:トランスフォーマー
© RAPID EYE MOVIES / GENTLE THREAT
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公式HP www.transformer.co.jp/m/shutup/
Twitter @shutupfilm / Facebook www.facebook.com/

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