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最果タヒが横浜美術館で初の個展開催 新作インスタレーションを発表

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最果タヒによる個展「氷になる直前の、氷点下の水は、蝶になる直前の、さなぎの中は、詩になる直前の、横浜美術館は。―― 最果タヒ 詩の展示」が、横浜美術館で開催される。会期は2019年2月23日から3月24日まで。入場料は無料。

最果タヒは、1986年生まれの詩人・小説家。中学生の頃からウェブ上で言葉を発表し始め、2006 年、現代詩手帖賞受賞。2007年に第一詩集『グッドモーニング』(思潮社)刊行、同作で中原中也賞受賞。近年では、詩集『夜空はいつでも最高密度の青色だ』(リトルモア)が2017年に石井裕也監督により映画化、清川あさみとの共著『千年後の百人一首』(リトルモア、2017 年)では、百人一首を詩のかたちで現代語訳する試みを行った。詩壇から高い評価を得る一方、インターネットや SNS を通した活動により、それまで詩に親しむことのなかった層をもファンに取り込み、大きな注目を集めている。

本展は、同美術館による有望な若手アーティストを紹介する企画「New Artist Picks(NAP)」シリーズの一環として開催。
最果にとって美術館での個展は今回が初。作品と作品を受け取る側が相互作用的に響きあうことを重視する最果の創作を、新作のインスタレーションとして表現する。鋭い感性で私たちの日常を揺さぶる最果の言葉の展示に、期待したい。

氷になる直前の、氷点下の水は、蝶になる直前の、さなぎの中は、詩になる直前の、横浜美術館は。ーー最果タヒ 詩の展示
期間:2019年2月23日(土)〜3月24日(日)
開館時間:11:00〜18:00(Café 小倉山 10:45〜18:00、3月2日の展示は20:30まで)
会場:横浜美術館内アートギャラリー1、Café 小倉山、美術情報センター
住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい 3-4-1
休館日:木曜日、3月22日(金)(3月21日は開館)
入場料:無料

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