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ものの形が変わるとき、それを見る目も変わるーーISSEY MIYAKE SPRING SUMMER 2021

























ISSEY MIYAKEは、10月2日(金)19:30にSPRING SUMMER 2021コレクションをオンラインで発表。
https://www.isseymiyake.com/ja/


UNPACK THE COMPACT
アンパック・ザ・コンパクト
届いた箱を開けるとき。 包まれたものを解くとき。 小さく折り畳まれたものを広げるとき。 束ねたものをばらすとき。
くるくる丸めるとき。つぎつぎ重ねるとき。 バラバラになったものを、組み立てるとき。
たったそれだけの瞬間が、何だか嬉しい。
ものの形が変わるとき、それを見る目も変わる。 そこに生まれる力が、自分の心を少しだけ新しくしてくれる。


「服をコンパクトに収めて世界中の人々の元へ届けるとともに、それを開けるときの驚きと歓びを感じてもらいたい」
そんな想いを元に、ISSEY MIYAKEの2021年春夏コレクションは「UNPACK THE COMPACT」をテーマに掲げた。
デザイナー近藤が前回のコレクション発表の時期にパリへ送る荷物の量を目の当たりにして、次回のコレクションは服がかさばらないように、極力量を減らせないかと考えた。そして、一つの箱にすべてのルックを収めるイメージに着想を得て、コンパクトな服づくりに取り組んだ。
今回のコレクションで提案しているのは、畳む、重ねる、束ねる、丸めるなど、服の特徴を活かした、小さく収めるデザイン。それは、機能性や利便性のためだけではなく、手に取り広げる時のかたちの変化が、驚きと歓びをもたらしてくれる。




FORM BODY
ボディの型を用いて成形した、体を柔らかく包み込むようなベスト。立体的なつくりが特徴で、左右に分かれた2つのパーツをファスナーでつなぎ合わせることで、接ぎ目のない滑らかな形の服が完成。新たなアプローチで身体と服の関係に取り組んだシリーズ。



OUT A PIECE
ファスナーでパーツをつなぎ合わせることで、立体的な服へと変化するユニークなシリーズ。伸縮性のある素材でできた柔らかなフォルムに、ファスナーがシャープなイメージを与える。パーツの脱着により様々な着こなしができるロングジャケットとライダースなど、充実のラインナップで登場。



TO GO
「着る→畳む→運ぶ」というサイクルをコンセプトに、服とバッグを掛け合わせた機能性のあるシリーズ。コートや ポンチョは畳んでファスナーを閉じることで、ガーメントバッグのように持ち運べるユニークな仕様。パンツにはコ ンパクトに収納できるバッグが付属。撥水性のあるシワになりにくい素材を使用しているため、気軽に着用できる。


SPONGY
スポンジのように伸び縮みする、素材の表情が特徴のニットシリーズ。綿とポリエステル混の伸縮性のある生地が適度 に身体に添い、細かなジグザグの編み目によって肌にべたつかない軽快な着心地が生まれる。コンパクトに丸めることができ、持ち運びにも便利。



TEMPORARY ROOM
部屋の様子が描かれた絵をそのまま着るという発想を元に作ったシリーズ。一枚絵を活かした布のパーツに紐を通して服が完成される。コットンとラミーのツイル素材を使用することで、捺染プリントされた絵のタッチと色をより鮮やかに際立たせる。時間の経過と共に移ろう部屋をイメージした、朝と夜2通りの配色で表現。


©ISSEY MIYAKE INC.

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