2023年2月2日、ヘブン バイ マーク ジェイコブス(Heaven by Marc Jacobs)とキコ・コ スタディノフは、初となるコラボレーションを発表。それぞれのヴィジュアルアイデン ティティが重なり合うことで、洋服とアクセサリーからなる16アイテムのコレクションが生まれた。コレクションは、マーク・ジェイコブスの偉大な作品の数々に触れながら、キコ・ コスタディノフのウィメンズウェアの世界を反映している。ローラ・ファニングとディアナ・ファニング(Laura and Deanna Fanning)は、ロンドンを拠点に活動するアーティスト、コナー・ビーズリー(Connor Beesley)とともに、スタンプ、パッチ、アップリケを施したジャージやニットといったアイテムを生み出し、今回のコレクションのグラフィック表現を形作った。
一貫した真のコラボレーションプロセスを通して、ローラ・ファニングとディアナ・ファニングはヘブンの記号となる要素を掘り下げ、遊び心溢れたテンションを作品へと落とし込んだ。アイテムは、色とテクスチャーによってどこか不気味なひねりを加えられ、グラフィカルな比率によってドラマチックに表現されている。過去のウィメンズウェアコレクションでも見られた綿毛やフェイクファーといったテクスチャーを引用しながら、ヘブンとマーク・ジェ イコブスの代表的な星モチーフを使用。
グラフィックへのアプローチとして、ヘブンの「双頭のクマ」は、ビーズリーによって作られ たテディベア、ウサギ、招き猫といった、若さと変化を象徴する儚げなパッチへと置き換えられた。手編みのアイテムは、マーク・ジェイコブスのアーカイヴから着想を得て、ビーズか ら作られたマクラメ織りのコードを取り入れながら、姉妹の過ごした2000年代の青春と、女性であることや大人になることの不愉快さや生々しさを映し出している。ヘブンのアイコンでもある「Nylon Puffy Bag」は、シリコンの持ち手とともに解体され、過去にマーク・ジェイコブスが手がけたバッグの形状やダブルポケットを引用。
キャンペーンイメージは、ロンドンを拠点に活動する写真家シャーナ・オズボーン(Sharna Osborne)によって手がけられた。被写体には、ロサンゼルス出身のミュージシャンでありミューズであるガブリエッテ・ベクテル(Gabbriette Bechtel)と、ロンドンを拠点にするミュージシャンのビーバドゥービー(Beabadoobee)を迎えている。
Heaven by Marc Jacobs
https://www.marcjacobs.jp/ja_JP/heaven/heaven.html https://www.instagram.com/heavn/
Kiko Kostadinov
https://kikokostadinov.com/ https://www.instagram.com/kikokostadinov/ https://www.instagram.com/laura_deanna_fanning/
