NeoL

開く

TAV GALLERY 磯村暖、オートモアイ、UMMMI.等、東京アートシーンを牽引する21組のアーティストが集結する美術展「MID CORE」を開催




TAV GALLERYは開廊5周年を記念し、これまでの軌跡を象徴するアーティスト21組によるグループ展「MID CORE」を開催。

2014年の開廊以来、未開の表現と、それを生み出す人々のプラットフォームを使命に掲げ、日々生まれる新たな潮流の兆しを積極的に取り上げてきた。

その5周年を記念したグループ展「MID CORE」では、ギャラリーディレクターの佐藤栄祐、マネージャーの西田篤史および、TAV GALLERYにて企画を共にしてきた批評家の飯盛希の選出により総勢21組のアーティストが集結。


TAV GALLERY 5th Anniversary Exhibition「MID CORE」
7月6日 (土) – 7月21日 (日)
OPENING PARTY : 7月6日 (土) 18:00 – 20:00 / 20:00 – 23:00





謝辞 佐藤栄祐

幼少期はロックマンで育ち、24歳までにはランボルギーニに乗っていたかった。叶わなかった上海ドリームに重なる哀愁のコラージュ。MID COREはゲームの種別、カジュアルとハードコアの中間を意味する言葉であり、中途なTAVの「5年」の軌跡を思い名付けた。さまざまなアーティストが自分の立ち位置を確認することと同じくして、我々は、我々の意義性についても自問し続けなければならない。西田篤史がふと呟いた「Non Not Fiction (虚構でなくはない)」を元に、運営者の新たなビジュアルを用意した。託生に時間を共にした21名の作家と共に、節目を迎えたTAV GALLERYを祝いたいと思う。





謝辞 西田篤史

いまや絶ちがたい関係となった佐藤栄祐に「ギャラリーを、立ち上げる」と言われ、5年。だいたいのことで方針が異なる2人で役割を分け、互いに緊張感ある展示を企画しつづけてきました。それらが時代を牽引するアーティストのひとつの誘因となったこと共に、自身が影響を受ける形でラディカルな思考を深めつづけてこれたことは、代えうるもののない積み重ねだったと感謝しています。この先も参加くださった全ての方々の期待をいただきつつ、持続的に新たな挑戦をしつづけるために意を屈せずにやっていきます。どうぞ引き続きご愛顧ください。


開催概要

名称 : TAV GALLERY 5th Anniversary Exhibition「MID CORE」
会期 : 2019年7月6日 (土) – 7月21日 (日)
会場 : TAV GALLERY (東京都杉並区阿佐谷北1-31-2) [03-3330-6881]
時間 : 13:00 – 20:00
休廊 : 水曜、木曜

出展作家 : 磯村暖、UMMMI.、遠藤麻衣、オートモアイ、金藤みなみ、草刈ミカ、熊倉涼子、縄文族、真珠子、菅原玄奨、鈴木操、高田冬彦、田中かえ、TYM344、永井天陽、中島晴矢、PERMINUTE、林千歩、彦坂尚嘉、馬嘉豪、MES

http://tavgallery.com/midcore/

レセプションパーティ : 7月6日 (土) 18:00 – 20:00
会場 : TAV GALLERY

オープニングアフターパーティ : 7月6日 (土) 20:00 – 23:00
会場 : TABASA (東京都杉並区阿佐ヶ谷北2-13-18 202)
Directed Support by 渋家 / DJ by SHIBUHOUSE DJ CREW

TALK EVENT : 7月14日 (日) 18:00 – 20:00
花房太一 × 飯盛希「東京不道徳批評 #7――展示企画の倫理」
会場 : TAV GALLERY
入場料 : 1,000円





オートモアイ AUTOMOAI auto-moai.tumblr.com
匿名をテーマに日本で活躍するアーティスト。可視化されにくくあるストリートで暗黙に繋がる人と人との関係性を顔のないヒトによって描き出している。主な活動は個展「Permanent Boredom」(TAV GALLERY、東京、2019) 。「Tacking City Nihonbashi」(東京、2017) では8mの立体作品を展示、300ページに及ぶドローイング集『Endless Beginning』(焚書舎、2018) など。




高田冬彦 Fuyuhiko Takata fuyuhikotakata.com
現代美術家、映像作家。作品は主に作者の自宅アパートで撮影され、時に作者本人も登場する。密室で渦巻く独りよがりな夢想を、ジェンダーやトラウマ、神話やポップカルチャーなどといった要素と混ぜ合わせながら表現する。主な個展に『MAMスクリーン011:高田冬彦』(森美術館/2019年) 、『DREAM CATCHER』(Alternative Space CORE/2018年) 、主なグループ展に『MOTアニュアル 2016|キセイノセイキ』(東京都現代美術館/2016) など。





中島晴矢 Haruya nakajima haruyanakajima.com
美術家・ラッパー・ライター
1989年神奈川県生まれ。法政大学文学部日本文学科卒業、美学校修了。主な個展に「バーリ・トゥード in ニュータウン」(TAV GALLERY/東京 2019) 、「麻布逍遥」(SNOW Contemporary/東京 2017) 、キュレーションに「SURVIBIA!!」(NEWTOWN2018/東京 2018) 、アルバムに「From Insect Cage」(Stag Beat/2016) 、連載に「東京オルタナティブ百景」(M.E.A.R.L) など。





大島托×ケロッピー前田「縄文族 JOMON TRIBE」 apocaript.com keroppymaeda.com
『縄文族』とは、タトゥーアーティストの大島托とフォトグラファーのケロッピー前田によるアートプロジェクトである。このプロジェクトは縄文の文様を抽出し現代的なタトゥーデザインとして身体に刻むことで、人類の原始的な精神が21世紀を生き抜くためのアイデンティティとなり得ることを示している。これは日本における「モダン・プリミティブズ (現代の原始人) 」の実践である





UMMMI. ummmi.net
アーティスト/映像作家。愛、ジェンダー、個人史と社会を主なテーマに、フィクションとノンフィクションを混ぜて作品制作をしている。初長編映画『ガーデンアパート』、東京藝大学の卒業制作『忘却の先駆者』がロッテルダム国際映画祭に選出 (2019) 。また、英BBCテレビ放映作品『狂気の管理人』(2019) を監督。現代芸術振興財団CAF賞 岩渕貞哉 (美術手帖編集長) 賞受賞 (2016) 。イメージフォーラムフェスティバルヤングパースペクティブ入選 (2016) 、ポンピドゥーセンター公式映像フェスティバルオールピスト東京入選 (2014) など。





菅原玄奨 Gensho sugahara gensho-sugahara.com
1993年東京都生まれ。2018年東京造形大学大学院美術研究領域修了。彫刻における塑像技法を用いて現代人の佇まいや匿名性について検証している。主な個展に『invisible』(TAV GALLERY/東京) 。主なグループ展に『Busan Annual Market of Art 2019』(BEXCO/釜山) 、『The Metamorphorsis』(EUKARYOTE/東京) 、『美に宿る声に触れる日』(GINZA SIX/東京) 、『Future Artist Tokyo 2018 』アートフェア東京 (東京国際フォーラム/東京) 、主な受賞歴に群馬青年ビエンナーレ2017奨励賞など。





林千歩 Hayashi Chiho chihohayashi.tumblr.com
現代美術家。映像作品を中心にさまざまなメディアを使い表現する。主な個展に『初美カコ ‐Project MUSE‐』(Art Center Ongoing/東京/2017)、『パパ、ごめんなさい』(Art Center Ongoing/東京/2014)。主なグループ展に『六本木クロッシング2019 展:つないでみる』(森美術館/東京/2019)、『島からのまなざし』(東京都美術館/東京/2014)など





馬嘉豪 Ma Jiahao twitter.com/majiahao1212
現代美術家。1996年生まれ中国西安出身。現在多摩美術大学油絵学科在住。膨大な人口数の下に存在する問題と矛盾を子供の玩具などを用いたミクストメディアの作品群によって表現する。2015年に来日以降、第4回CAF賞入選、第22回岡本太郎現代芸術賞入選。主な個展に「霾 pm2.5 」(TAV GALLERY、東京、2018) など。

RELATED

LATEST

Load more

TOPICS