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ジャック・タチ作品に大きな貢献を果たし、映画監督や俳優として活躍したフランスの才人ピエール・エテックスの特集上映「ピエール・エテックス レトロスペクティブ」



ジャック・タチ作品に大きな貢献を果たし、映画監督や俳優として活躍したフランスの才人ピエール・エテックスの特集上映「ピエール・エテックス レトロスペクティブ」が、12月24日(土)より、シアター・イメージフォーラムほか全国にて順次開催することが決定。



映画監督、俳優、イラストレーター、道化師など、数え尽くせぬ顔をもつフランスのマルチアーティスト ピエール・エテックス。イラストレーターとして活躍していた20代半ばにジャック・タチと出会い、『ぼくの伯父さん』(58)の助監督として映画界に参入、ポスターのイラストを描いたことでも有名だ。その後、のちに偉大な脚本家となるジャン=クロード・カリエールと共に映画制作を始め、緻密な構想と見事な演出、そして無声喜劇へのオマージュに溢れた作品を世に送り出した。しかし、権利問題が理由で長く劇場で上映されず、またソフト化もされていなかった。上映権を取り戻すため、5万人以上の人々が署名活動に協力し、2010年に権利が復活。世界各国で再び上映することが可能となり、この10年でエテックスの再評価は格段に進んだ。
今回の特集上映では、長編4作品と短編3作品を一挙公開。『恋する男』(旧邦題『女はコワイです』)を除く6作品が、日本では劇場正式初公開となる。不遇の時代を経て、映画界によって再発見されたピエール・エテックスの世界をご堪能あれ。


『ピエール・エテックス レトロスペクティブ』
12/24(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次開催
配給:ザジフィルムズ 協力:シネマクガフィン
公式サイト:http://www.zaziefilms.com/etaix


●2022年12月中旬刊行決定●
『ぼくの伯父さん』(アノニマ・スタジオ)
著 / ジャン=クロード・カリエール
絵 / ピエール・エテックス
訳 / 小柳 帝

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