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text by Junnosuke Amai
photo by Riku Ikeya

Communions『Blue』Interview

Photo : Riku Ikeya | Text : Junnosuke Amai | Edit : Ryoko Kuwahara

Photo : Riku Ikeya | Text : Junnosuke Amai | Edit : Ryoko Kuwahara




―当事者から見て、コペンハーゲンの音楽シーンの特別なところって何だと思いますか。


ヤコブ「インディペンデントなところかな。他の音楽シーンや地域から独立しているという」


マーティン「僕も同じ意見だね」


―たとえば、自分達の先輩バンドやミュージシャンの中で、影響を受けたり、ロールモデルとして意識したりしたような存在はいますか。
ヤコブ「まあ、あきらかに影響を受けたっていうところで言えば、兄(※サイモン)の存在になるのかな。昔から地元の音楽シーンで積極的に活動してるし(※Age Coin, Lower)、今でも活躍してるからね。あとは、その周りにいる人達とか」


マーティン「まだバンドを始めたばかりのときに影響受けたのはvarg。地元の〈Posh isolation〉っていうレーベルのアーティストなんだけど、色んなプロジェクトを展開していて、バンドを始めた頃にすごく共感できたというか、あのレーベル周辺がすごく盛り上がってて面白いなと思ってたんだ」


―ちなみに、コペンハーゲンでは音楽以外にどんなカルチャーが盛り上がっているんですか。


マーティン「アートでも映像でも、色んなジャンルでアーティストが活動しているよ。個人的には映画とかテレビ番組を作ってる友達が多いかな。あと、ものすごく親しい友人のひとりは写真家だったり、自分達と同世代の人間が活躍していて、それがすごく刺激になる」


ヤコブ「若さと才能を最大限に発揮してるというか、若くて血気盛んな時期に何か爪痕を残してやろうと意気込んでる人達が多いんだ」


―ふたりは、最初に手にした表現手段が音楽だったんですか。


ヤコブ「表現手段は色々あったのに、なぜか音楽だったんだよね」


マーティン「音楽の前にはスケートボードに夢中だったけど(笑)。あとは文章を書いたり……文章というか、日記というか散文みたいなものだけど。やっぱり、自分を表現する手段としては、音楽が常にメインにあったかな」


ヤコブ「僕は絵を描くのも好きなんだ。とにかく自分を表現したい気持ちが強くて……それは“音楽を描いていく”という意味でもそう。だから、あくまでもギターが自分にとってメインになる表現手段なんだけど、他の表現も追求してみたいし、ゆくゆくは音楽プロデュースにも挑戦してみたい」


―自分達より下の世代のアーティストも育ってきてるんですか。


マーティン「うん、すごく元気だし、盛り上がってる。僕達より下の世代はどちらかと言うと、メタル世代なんだよね。メタルに影響を受けてるというか。ただ、すごくいいと思う。勢いがあるし、才能もあって……しかも、誰かの真似じゃなくて、独自の路線を突き進んでるところが素晴らしいよ」


―その“メタル世代”っていうのは、やっている音楽もメタルなんですか。


ヤコブ「どうなんだろう? 音楽がメタルっていうよりも、姿勢がメタル的って感じかな。とにかく積極的に活動してるんだってことは伝わるんだよ。リハーサル・ルームとか、そういう子達の予約で埋め尽されてて(笑)」


マーティン「しかも、後に入るともの凄いことになってるんだよね。『この部屋では一体何が行われてたんだ?』っていうような(笑)」


ヤコブ「さんざん散らかしまくってる(笑)」

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