「Medusa, via Gesù, 12」
Camille Vivier撮影(2025年)
夢幻的なスタイルで知られるCamille Vivierが、ミラノ本邸の扉を飾る青銅のメドゥーサとアーカイブピースを幻想的に捉える。
「Summer in the South of Italy」 Andrea Modica撮影(2025年) 親密なモノクロ肖像で評価されるAndrea Modicaが、南イタリアでの若者たちを撮影。
ヴェルサーチェを象徴する揺るぎない「表現の力」。ブランドの価値を体現する人々や場所、そしてシンボルを通じ、メゾンを新たに定義する試み。過去・現在・未来を行き来しながら、ヴェルサーチェの本質を掘り起こす探求的なプロジェクト。その第一章がここに幕を開ける。
多様な個性が集うこのプロジェクトは、恐れを知らず、抑制から解き放たれた人々によって形づくられた。彼らの創造性を支えるのは、肉体と精神の二面性。これは単なるキャンペーンではなく、カルチャーを牽引する個人やコミュニティとの対話であり、そこから新しい創造が生まれる。彼らの作品は、ヴ ェルサーチェの核心にある揺るぎない強さ、厳格さ、そしてセクシュアリティへの独創的な応答であり、メゾンとの親密な対話でもある。
「Versace ‘Istante’ Catalogue」
Steven Meisel撮影(1997年春夏)
1980年代からヴェルサーチェと協働する Steven Meisel による、ニューヨークで撮影されたアーカイブ作品。
「Untitled」
Collier Schorr によるイラストレーション(2025年)
親密で挑発的な視線を持つCollier Schorrが、ヴェルサーチェを定義する官能性と親密さに応答する新作を発表。
写真、詩、アート、音楽、映画が融合し、深い感情と肉体の真実を呼び覚ます。それらはアーカイブから選ばれたオブジェと共鳴し、人間の緊張感と美を映し出す。年齢、ジェンダー、信条を超えた表現の衝突が、圧倒的な感情の強度によってひとつに結びつく。
ヴェルサーチェは創業以来、カルチャーの先駆者たちと共に歩み、表現の境界を押し広げてきた。本プロジェクトはその伝統を継承し、文化進化の建築家たちとの協働を通じて、メゾンの無限の世界を新た に提示するもの。その原点には、ミラノ via Gesù 12の扉に刻まれたメドゥーサが存在する。チーフ クリエイティブオフィサー、ダリオ・ヴィターレのディレクションのもと、新たな表現がここに誕生した。
「Bronzi di Riace(紀元前460〜450年頃)」
クイリナーレ宮殿にて1981年に展示された青銅像の写真。公に初公開された瞬間を捉えた作品は、肉体美と官能を大胆に提示。
「Put It Back」
Eileen Mylesによる詩(2025年)
ジャンルを超えた作風で知られる詩人・作家Eileen Mylesが、ヴェルサーチェの親密さと身体性に対する本能的な応答を言葉に。
「Binx on a bike」
Stef Mitchell 撮影(2025年)
モデル兼アーティストのBinx Waltonを、親密かつ鋭い視線で知られるStef Mitchellが撮影。ヴェルサーチェの若々しく反抗的な精神を映し出す。
THE HOUSE OF VERSACE
1978年、ジャンニ・ヴェルサーチェによって創設されたヴェルサーチェは、「自由」という理念を基盤に、ファッション、インテリア、フレグランス、ホスピタリティなど幅広い領域で大胆な自己表現を可能にしてきた。その揺るぎない独立心と革新性は、世界を代表する人々との絆を築き、ヴェルサーチェ をカルチャーの中心に位置づけている。
ヴェルサーチェを纏うことは、抑制や偏見を超え、クラシシズムと革新的なイタリア職人技、強さと官能性、静謐と情熱といった相反する人間的真実を肯定することを意味する。
ヴェルサーチェは、地中海の精神に根ざしたイタリアン・ラグジュアリーのビジョンを掲げ、妥協なきクオリティを追求しながら、ライフスタイル全体を豊かに彩るデザインを提案し続けている。チーフクリエイティブオフィサー、ダリオ・ヴィターレのクリエイティブディレクションのもと、伝統と革新を融合させ、大胆で新たな未来を切り拓いている。
https://www.versace.jp/