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ネオンサインが輝くロサンゼルスのストリートの夜を旅する Dan Monick solo exhibition “GOODBYE TO ROMANCE”





独自の視点をもったオリジナルワークで常に注目を集めるアメリカの写真家、ダン・モニクの日本初となる個展がGallery Communeにて開催される。本展では、アーティストを魅了し続ける街 ロサンゼルスの風景写真を通して、変わりゆく街の物語が現在進行形で語られる。





フィルムの巨大な一片のように展示されたモニクの写真は、観る者をロサンゼルスのストリートにネオンサインが輝く夜の旅に誘うよう。

モニクは夜通し運転している間、見慣れた蛍光灯の青い輝きや夜行性のコヨーテ、ネイルサロンのパトリック・ナゲルの模造品ポスター、曲がった新聞受け、占い店のウインドウ、滑稽なトイレのハンドドライヤーなどに注目して街を見渡していく。




「ロサンゼルスの大部分は常に置き去りにされて来た。名声という幻想の中でも絶えず騒めいていた状態だったんだ。そしてそれが実際に変化した。変化自体は良いことだが、消し去る事は決して良い事ではない。」

彼はこういった要素が多くの人々に華やかさと欲望を連想させる街の基盤となってきたと考えている。

急速に変化する街をカメラに収めること。そこには一種のロマンチシズムが存在している。
それらの写真は消えゆくものへのオマージュとしてだけでなく、忍耐への称賛をも意味している。





「以前は何かを発見したとき、後で撮影するためにメモを取っていたんだ。 しかし今では真逆の考えで、明日そこにあるとは限らないものに対し”遅れてごめん”と伝え、全てのイメージに対してと言いたいんだ。」

だからこそ、モニクの写真はロサンゼルスの深遠かつ真の美しさを称えるものとなっている。


会場では展示作品はもちろん、Tシャツなどの販売も予定されている。




Dan Monick solo exhibition “GOODBYE TO ROMANCE”
2019年6月28日(金) ‒ 7月16日(火)


会場: Gallery Commune

Opening reception: 6 月 28 日(金) : 19:00 ‒ 21:00
* アーティストも来日し参加

Dan Monick |ダン・モニク
LA在住の写真家、ミュージシャン、ディレクター。 これまでに多くの出版物や広告、スヌープ・ドッグやケンドリック・ラマー、スクリレックスらのポートレイト撮影を手掛ける。The Ace Hotel、These Daysなど数多くのギャラリー、スペースで展示を開催。仲間のアーティストらと「F/S Press」、Atwater Villageに出版レーベル兼スタジオ「Cash Machine」を設立。
www.dmonick.com
instagram: @danmonickphoto

 

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