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VERBAL(m-flo)へ中田クルミからの質問 「私たちの世代をどう思いますか?」(前編)

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ー意外なところに共通点が(笑)。ちなみにお二人はDJの現場で会われることが多いんですよね。

クルミ「そうですね。こんなペーペーがいいんですかって感じですけど、最近いっぱいブッキングしてもらってます」

VERBAL「僕も現場に行くと楽しいから全部受けちゃってて、以前は週に6回くらいDJしてました。でも翌日仕事にならなくて(笑)、最近は週末に制限してます」

クルミ「この前のきゃりー(ぱみゅぱみゅ)ちゃんのライヴでのVERBALさんのDJ、超楽しかった!」

VERBAL「基本はヒップホップをかけたいんですけど、ヒップホップかけたらみんながポカーンとしちゃったこともありますね(笑)。きゃりーちゃんの曲も好きなのでリミックスをかけたり、EDMもお客さんが喜んでくれるだろうなってかけることも多いですね。自分の曲も入れたりしますけど、半分サービス、半分自分の趣味って感じです。お客さんを喜ばせるのがDJの使命だと思ってるので、自分のエゴを押し付けることはしないかな」

ー 自分のアルバムにこういう音源を入れたいなというリサーチも兼ねて曲をかけたりはしないんですか?

 VERBAL「それはやります。自分の新曲をかけて『あ、これウケるな』とか。そこは☆Takuが敏感で『Twitterのコメントで良かったって声があったよ』とか教えてくれるんです(笑)。クルミちゃんはパフォーマンスしながら、たまに踊ったりしてるよね?」

クルミ「そうですね。踊ったりもするんですけど、最近はそれだけだとダメだなってことに気が付いて猛練習してます」

VERBAL「でも、そのパフォーマンスは正しいなと思ってて。女の子のDJってかっこいい人が多いんだけど、かっこいいだけの曲って人の心に刺さらないんですよ。ファッションもそうで、かっこよくまとまっているものって、フーンで終わってしまうというか。『それ、アリなの?』って驚きがあったほうが心に残る。上下完璧なのに、靴だけ外すほうがアガるのと同じ感覚ですよね」

クルミ「あの日はお客さんのテンションもすごくて、ボックスもパンパンだったんですよ。きゃりーちゃんのライブの後でお客さんもみんな疲れちゃってるのに。あんな景色見たのは初めてで嬉しかったですね」

VERBAL「それが一番いいですよね。自分が好きなことやって好きな曲かけて、お客さんが盛り上がってるという素敵なインターセクション」

クルミ「最終的に“涼宮ハルヒ”の曲でガチ踊りしちゃいましたよ(笑)」

一同「(爆笑)」

(中編へ続く)

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