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建築家・光嶋裕介による『つくるをひらく』後藤正文、内田樹、いとうせいこう、束芋、鈴木理策、5名の表現者との対話と思考




2021年1月29日(金)に建築家・光嶋裕介による『つくるをひらく』が刊行。後藤正文、内田樹、いとうせいこう、束芋、鈴木理策という5名の表現者たちの創作の根幹をドローイングを描く建築家である著者がひらき、それをもとにさらに自らの感覚をひらく、対話と思考のノート。


後藤「何もかもやり尽くされたような時代にも開拓されているものがある」
内田「早い段階で自分のスタイルを確立すると伸び悩みますよ」
いとう「何もないことを言うためにわざわざ書くことがある」
束芋「鑑賞者にも責任を負って見てもらおうと考えたんです」
鈴木「写真のために写真を撮らないという目標がある」


学びの天才・光嶋裕介が、創作・ものづくりを第一線でつづけるために最強の聞き手として一流のつくり手、アーティストたちの名言に触れる一冊。


光嶋裕介「つくるをひらく」(ミシマ社)
2,000円
https://mishimasha.com/books/tsukuruwohiraku.html
出版記念・ドローイング展を銀座で開催。
2月16日(火)〜21日(日)@森岡書店
(13:00~19:00、会期中無休)



光嶋裕介(こうしま・ゆうすけ)
1979年、アメリカ・ニュージャージー州生まれ。建築家。一級建築士。早稲田大学理工学部建築学科卒業。2004年同大学院卒業。ドイツの建築設計事務所で働いたのち2008年に帰国、独立。神戸大学客員准教授、早稲田大学や大阪市立大学などで非常勤講師。建築作品に内田樹氏の自宅兼道場《凱風館》、《旅人庵》、《森の生活》、《桃沢野外活動センター》など多数。著書に『幻想都市風景』(羽鳥書店)、『建築武者修行――放課後のベルリン』(イースト・プレス)、『これからの建築――スケッチしながら考えた』(ミシマ社)、『増補 みんなの家。――建築家一年生の初仕事と今になって思うこと』(ちくま文庫)など。


対談者プロフィール


後藤正文(ごとう・まさふみ)
1976年静岡県生まれ。ASIAN KUNG-FU GENERATION のボーカル&ギターであり、ほとんどの楽曲の作詞・作曲を手がける。


内田樹(うちだ・たつる)
1950年東京都生まれ。凱風館館長。神戸女学院大学名誉教授。専門はフランス現代思想、武道論、教育論、映画論など。


いとうせいこう
1961年生まれ。編集者を経て、作家、クリエイターとして、活字・映像・音楽・テレビ・舞台など、様々な分野で活躍。


束芋(たばいも)
現代美術家。1999年にアニメーションを用いたインスタレーション作品「にっぽんの台所」を発表、同作品でキリン・コンテンポラリー・アワード最優秀作品賞受賞。近年は舞台でのコラボレーションも展開。


鈴木理策(すずき・りさく)
1963年和歌山県新宮市生まれ。2000年に写真集『PILES OF TIME』で第25回木村伊兵衛写真賞受賞。

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