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Salyu「話したいあなたと」第4回:清 竜人

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——そのあたり夫人たちはどうなんですか?

Salyu「ね? 気になる」

「うちの夫人たちはそんなこと考えてるんですかね? ちょっとわからないな」

Salyu「竜人さんのいちばんになりたいと思ってる子がいるなら、私はその子を応援したい!(笑)」

「あははははは!」

Salyu「やっぱりそれくらいじゃなきゃダメだよ!」

 

——竜人くんも女の子を束ねる難しさってあるでしょう?

「まあまあありますけど、メンバーとして僕自身もなかに入って、センターを張ってるので。そういう意味では女子だけのアイドルグループに比べるとユルい空気が流れてるとは思います」

Salyu「ああ、なるほどね」

「それはよくも悪くもだと思うんですけどね。悪い面ではそこまで切磋琢磨がないですよね」

——ああ、そう?

「がんばってセンターになれるならみんなもっと必死になるのかなって思うんですけど」

Salyu「なるほどね。竜人さんのためにみんなでがんばろうという空気が生まれる現場なんだ」

「そう。だから逆にいい面では団結感みたいなものは確かにあるんです」

——でも、もうちょっと切磋琢磨感な感じがほしい?

「それがあるといろんなことが磨かれていくとは思いますね。ただ、うちならではのいい空気感もリスナーのみなさんに楽しんでもらえてるとも思うので。その良し悪しは一概には言えないんですけど」

Salyu「だから、構造としてすばらしいよね。平和主義だしさ(笑)」

——やっぱ一夫多妻制ってすげえなっていう(笑)。竜人くんから夫人たちに細かい要求やアドバイスをしたりするんですか?

「いや、そんなに言わないです。6人の女子メンバーだけのアイドルグループだったら口うるさくなると思いますけど、自分がメンバーとしてなかに入ってるので。ある意味では、夫人は僕のアクセサリーでもあるから、そんなに口うるさくは言わないです」

Salyu「小林さんがおもしろいことを言っていて。『プロデューサーはマッサージ師みたいなものなんだ』と。その作品とシンガーのどこらへんにコリがあるかわかるらしいんですよね。どこをほぐしたらもっと血行がよくなるとかね。竜人さんも、清 竜人25という大きなコンセプトがあって、どのあたりにどんな力を加えたらいいかとか、どこをほぐしたらいいかが直感的にわかってるんじゃないかな。あらかじめそういう才能を持ってる人っているんだよね。私なんか小林さんに『木を見て森を見ずの代表だ』って言われてるから(笑)」

——プロデューサーからしてみれば、そういう人のほうがプロデュースしやすんじゃないですか? いちいち俯瞰で見る人だったらやりにくいと思う(笑)。

Salyu「そうだよね! すごくぶつかっちゃうと思う」

——清 竜人25は今後もパーマネントな活動を続けていくつもりなんですか?

「最初はそこまで考えてなかったんですけど、いざ始めてみたらやっぱり楽しくて。それなりに続けてもいいのかなとは思ってます。でも、もともとソロでやってたので、ソロ作品を作りたいという気持ちもあります。なので、そこは並行できたらいいなって」

Salyu「次はどんなソロ作品を作りたいですか?」

「まだわからないですけどね。ただ、清 竜人25では基本的に衣装がスーツスタイルなんですよ。でも、毎日同じような格好をするのが性格的に無理なので、今日みたいに反動が出ちゃうんですよね(笑)」

Salyu「あははははは!」

——今日は朝からずっとこの格好?

「朝からです(笑)。家からこれで来ました。まあ、音楽的にも清 竜人25の反動をいいように活かせられたらなと思います」

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