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Suchmos『LOVE&VICE』インタビュー

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−—そのタイミングで加入したTAIKINGくんはどうでした?

TAIKING「楽しかったっす」

OK「……え、終わり!」

HSU「小2か!(笑)」

TAIKING「Suchmosに入る前は、アレンジャーみたいな仕事で、シンガーソングライターの人のCD制作とか、DTM系のスタジオ・ワークをやってたんですよ。でも、1人でパソコンの画面に向かって音楽制作をしてたから、『これは果たして音楽をやってるのか……』って気持ちになっちゃってて。でも、そんな時に誘って貰って、すごい久々にスタジオに入ったんですよ。そしたら……」

HSU「覚えてる。『バンド楽しい!バンド楽しい!』って連呼してた(笑)」

TAIKING「『(DTMで制作するのは)音楽じゃ無かったかも知れねえな』って(笑)。DTMはDTMの面白さがあるけど、やっぱりそれとは違う楽しみがあったし、スゴい手応えがSuchmosではあったんですよね」

TAIHEI「バンドとDTMは違うっていうのはよく分かる。DTMやってると時々、パソコンぶっ飛ばしてやろうと思う時あるよね(笑)」

TAIKING「孤独だしね。バンドは孤独じゃない(笑)」

ーーその6人で作られた「THE BAY」の大きな反響を呼んだよね。

YONCE「あのアルバムで、俺らの空気感やアプローチの一端がやっと見せられたかなって。しかも、それが受け入れてもらえたのはスゴく嬉しかった」

HSU「今の6人になって、とにかく化学反応が大きくなったし、作品としても満足の行くものになりましたね。でも最初は『出したくない!』って言ってたんですよ」

ーーそれは納得がいかなくて、って事じゃないよね?

HSU「『こんな良いアルバム、いきなり全部入りで出すのはもったいない!』って(笑)」

ーーもっと分けて出そうと(笑)。それぐらい自信があったんだ。

YONCE「アルバム出して以降、地方に行っても、曲を聴いてライヴに来てくれたんだろうなって人が増えたのが、大きな変化だったし、作品への確信と自信にも変わりましたね」

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