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Temples『Sun Structures』Interview

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──日本を含む世界をツアーでまわってみて、一番音楽的に進化・変化した部分って具体的にはどこにある?ジェームス「知識ってさ、時に創造力の邪魔になることがあるんだよね。あんまり考え過ぎて、曲を作ってしまうとせっかくのいいアイデアが台無しになってしまうこともしょっちゅう。だから、オレたちはいろいろと経験しているけど、それをどう音楽に反映させようとか、一切考えないようにしているんだ。結成当初と同様、自分たちの直感を信じてやりたい音をやっていく。それだけだよ。最近はこの傾向がより強くなってきている気がするよ」

トーマス「前作は、長いバンド人生の第一歩。これからいろんなものに巡り会い、進化していく。ただそれだけのことなんだ」

──「HOSTESS CLUB ALL-NIGHTER」では、新曲も披露。サイケデリックとはひと味異なる、よりエッジのきいた音になっていると大評判になっていたけど。

ジェームス「ああ。本当はあそこで3曲の新曲を披露する予定だったんだけど、時間の都合で2曲になってしまったんだ。もっと(新曲の)ボリュームが多かったら、バンドの今を伝えることができたんだけどね。ただ、確かに『サン・ストラクチャーズ』の頃に比べたら、進化しているんじゃないかな。(新曲は)あまりエフェクトを効かせず、ヴォーカルに時間をかけ、さらに明確に聴き手に伝わる歌詞にしようと思って制作したものなんだ。以前は、モヤがかかった、かなり抽象的なサウンドだったからね。もちろん神秘性は失われていないんだけど、もっとクリアな音になったという感じ」

──もうアルバム制作はスタートしている?

アダム・スミス (Key、以下アダム) 「制作中だよ。これっていうコンセプトとかはないんだけど、サイケデリック感は確かに減っているかな。でも、(サイケ・バンドと言われるのが嫌で)狙って、そういう音にしているつもりはない。自然な流れで、そうなった感じ」

トーマス「ボクら元々サイケ・バンドになろうと思ってバンドを始めた訳じゃないからね(笑)。次のアルバムは、もっと自由な感覚で楽しんでもらえる仕上がりになっているはずだよ」

──いつ頃リリースの予定? アダム「うん……まだ決まってないんだ(苦笑)。決まったら知らせるよ」

──前回インタビューした時、寺院とか塔などの建築物に興味があるという話をしていたのを覚えていて、実際にアートワークにも使用されている訳だけど。今回も「建築」が音楽制作のモチーフになっている?ジェームス「あのアートワークは、たまたまそうなっただけで。次の作品のアートワークをどうするか?は決めていないよ。音作りに関しても、建築物を見てギター・リフが思い浮かぶとか、あるのかもしれないし、ないかもしれない。よくわかんないよ」

──ちなみに日本のテンプル(神社仏閣)で、印象に残っているところはある?

ジェームス「今回の空き時間に初めて明治神宮へ行ったんだ。とてもピースフルな場所で、素晴らしかったよ。その後に新宿御苑にも行ったよ。英国様式の庭とか、あれも素晴らしかった」

──世界で印象に残っているテンプルはある?

サム「タイ・バンコクのゴールドマウント(寺院)かな。あれはインパクトが強かったね」

──イギリスにも神社仏閣みたいなところはある?

トーマス 探せばあるのかもしれないけどね(笑)。

 

──最後に日本のファンにメッセージを。

サム「いつも応援ありがとう。これからもよろしくね」

ジェームス「次のアルバムもぜひ購入してほしいな。そして、ぜひいい音楽環境で楽しんでもらいたい。それに値するクオリティの高い音を届けるつもりだからさ!」

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photo  Akihito Igarashi(TRON)

text  TakahisaMatsunaga

edit RyokoKuwahara

 

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Temples

『Sun Structures』

発売中

(Hostess)

https://itunes.apple.com/jp/album/sun-structures-bonus-track/id798613326

https://www.amazon.co.jp/Sun-Structures-Temples/dp/B00GPOTS3U

Temples

UKミッドランズ出身の4人組サイケデリック・ロックバンド。メンバーはジェームス・バッグショー(Vocal / Guitar)、トーマス・エジソン・ワームスレイ (Bass / Backing Vocals)、サム・トムズ (Drums)、アダム・スミス (Keyboard)。2012年に発表した「シェルター・ソング」が反響を呼び、NMEの “ベスト・ニュー・バンド・オブ・2013” リストに選出。ノエル・ギャラガーやジョニー・マーが彼らのライヴを絶賛し、ザ・ローリング・ストーンズのハイドパークでの公演のオープニング・アクトにも抜擢される。2013年11月には日本独自盤EP『シェルター・ソングe.p.』をリリースし、直後にはHostess Club Weekenderにて初来日を果たし満員の観客を熱狂させるなど、アルバム・デビュー前からここ日本でも期待の新人として注目される。2014年2月デビュー・アルバム『サン・ストラクチャーズ』をリリース。リリース日にタワレコ全店チャート1位(Pop / Rock)を獲得、さらに5月に行なわれた東京での単独公演のチケットは即完売となる。7月のフジロック2014で再来日を果たすと、そのサイケ・サウンドを体感しようと押しかけたロック・ファンでレッドマーキーは超満員となった。そして11月には『サン・ストラクチャーズ』のデラックス盤もリリースされ、翌年2月のHostess Club Weekenderに出演。2016年8月、新作のリリースが期待される中HOSTESS CLUB ALL-NIGHTERでの再来日を果たした。

 

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