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季節のいぶくろ。 第18回「甘鯛の鱗焼き 夏野菜と大葉のソース」

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隠れ家レストラン「shibuya bed」のシェフ・宮田さんとソムリエ・バーテンダー・宮地さんによる食の連載企画「季節のいぶくろ。」。
毎週、旬な食材を使った“簡単”なのに“オシャレ”な料理と、それに合うワインを紹介していただきます。食にまつわる豆知識も満載です。
さて、今回のメニューは…?

「甘鯛の鱗焼き 夏野菜と大葉のソース」

 

宮田さん

宮田:今回のテーマは「甘鯛」です。今回は甘鯛の鱗焼きです。「甘鯛の鱗焼き 夏野菜と大葉のソース」です。

宮地さん



宮地:ワインは、こちら。「リアス・バイシャス・グラン・リバド・アルバリーニョ2012」。魚料理にピッタリなスペインのワインです。

宮田さん

 

宮田:鱗を付けたまま、カリカリの状態の魚料理ですが、お家でも簡単に作れますよ。

 

甘鯛の鱗焼き 夏野菜と大葉のソース

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作ってみましょう!!
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~料理ポイント~
・甘鯛の鱗をパリパリにするには、弱火でじっくりソテーする方が良いです。強火だとすぐに鱗が焦げてしまいます。
・大葉ソースは他に白身魚全般にさっぱりとした感じで良くあいます。
・鱗を付けたまま、カリカリの状態のお魚をお家で食べられるなんてオシャレですよね。


~甘鯛の栄養価~
・甘鯛には癌の発生を抑えたり、認知性予防、動脈硬化予防、骨を丈夫にします。

 

 

今回の料理に合う、オススメのワインをご紹介。

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海のワイン
ワインが美味しい産地は不思議と水との距離が近かったりします。フランスのロワール川、ローヌ渓谷、ジロンド川、ドイツのライン川やモーゼル川、オーストリアのドナウ川、スペインだとドゥエロ川が有名です。河川に沿った丘の斜面に美しく剪定された葡萄畑が空に向かって広がっている風景が想像できませんか?これはきれいな水が美味しいワインを造るわけではなく、歴史的には流通が主な要因だったと考えられています。けれども水との距離は不思議とワインの味わいに影響を与えるように感じます。
大西洋沿岸に位置する、リアス・バイシャスはスペイン最上の白ワインの産地。暖かな気候が完熟させたアルバリーニョは白い花や白桃、蜂蜜のような味わいを持った陽性のワインですが、どこか感じる潮風のニュアンスが酒質を奥深くさせています。海の香りがするワインは当然のように魚料理とマリアージュしてくれます。



shibuya bed
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2−23−13
電話:03-3476-6120(ご予約承ります)
OPEN:18:00~26:00(土曜・日曜・祝日定休)
shibuyabed ホームページ
イラスト 米原千賀子/illustration Chikako Yonehara

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