xiangyuが初のアルバム『遠慮のかたまり』を本日4月25日(金)にリリース。
『遠慮のかたまり』は、2024年5月1日に「ラスイチのピザ」リリースを始めとして、「ずっといるトマト」「はっちゃKO」「ピースオブケイク(feat.七尾旅人)」「宇宙包(feat.Kuro)」の5曲に加え、「もったいないオバケ」「遠慮のかたまり」の新曲を含む計7曲を収録。アルバムタイトルと同じ楽曲「遠慮のかたまり」は、日本特有の文化“遠慮のかたまり”を取り上げた独特な歌詞とレゲトンのサウンドからなるリズミカルな楽曲となっている。
アルバムのジャケットは『遠慮のかたまり』全曲のジャケットを担当している現代美術家の光岡幸一が担当。光岡幸一はテープを使ってビルや橋の下、壁などに文字を書くなど斬新な作品を世の中に生んでいる。
またxiangyuのエネルギッシュな様子を存分に表現したMusicVideo「遠慮のかたまり」は武田悠弓馬が担当。
さらに7/2(水)に『遠慮のかたまり』のリリースパーティー「ore!」が表参道WALL&WALLにて開催決定。「宇宙包(feat.Kuro)」のフィーチャリングゲストKuroが率いるTAMTAMとのツーマンライブとなっている。xiangyu、TAMTAMが作り出す世界観の2マンライブを体感しよう。
【xiangyuコメント】
現代美術家の光岡幸一さんに教えてもらうまで、飲み会とかで最後の1個だけ食べ物が残ってる”あの光景”に名前が付いてるなんて知らなかった。それを「遠慮のかたまり」って表現することも、”あの光景”自体も、すごく日本らしい現象だと思い面白かったのでこれをテーマにアルバムを作りたいと思った。遠慮のかたまりは、意識して作られるものではなく、地中に長い時間をかけて鉱石ができていく様に、水面下で無意識のうちににかたまっていく様なものなのだと思う。良いor悪いじゃなく、食べ頃はとっくに過ぎてても最後のひとつに対する向き合い方は人それぞれで、あの1個は一人一人の無意識の感情がかたまったものなんだと思うと愛おしくて愛おしくて堪らない。日本人は控えめで、遠慮がちで、とマイナスイメージで語られることもあるけれど、なんでも白黒ハッキリさせようとしない、グレーなことがよしとされてる、自分の意見をハッキリ言えない(言わない)国民性が私は好きだなと思う。
「シャンユーって食べ物の曲多いよね」とリリース毎に言われる中、またも食べ物関連の作品になってしまったんだけど、デビュー曲も「プーパッポンカリー」だし、なんか良いかなって思ってる。 だってNO FOOD NO LIFEだしさ。食べ物ってなんか良いじゃん。 全力でふざけ倒したおちゃら系フードアルバムここに爆誕。是非、楽しんでもらえたら幸せです! 最後に、このアルバムを制作するにあたり、本当に色々な方にご協力頂きました。 フィーチャリングゲストで参加して下さった七尾旅人さん、Kuroさん。ALLサウンドプロデュースしてくれたGimgigamさん、エンジニアの向啓介さん。そして、このアルバムをつくるキッカケを与えてくれた光岡幸一さん。ファミレスや居酒屋、カフェなど様々な飲食店で観察させて頂いた、隣や周りの席の方々。 みなさま本当にありがとうございました!
【Gimgigam コメント】
遠慮のかたまりをテーマにしたアルバムが完成しました!
1曲毎に個性があり、物語があり、バリエーションが豊富でとても聴き応えのあるアルバムです!七尾旅人さんとのコラボ曲「ピースオブケイク」は旅人さんの歌声に導かれ、今までにないムードが出てコラボの良さが爆発してます。Kuroさんとのコラボ曲「宇宙包」ではKuroさんのサイケデリックなコーラスワークとxiangyuのご機嫌なラップが化学反応を起こし、コラボの良さが爆発してます。アルバムでリリースになる「もったいないお化け」は速いビートにエフェクティブなボーカルが乗り、気持ち良く聴けるダンスミュージックです。
タイトル曲の「遠慮のかたまり」は曲調が次々と変わり、仕掛けがたくさんあり、ライブで盛り上がるアンセムになりそうな気がしています。僕はこのアルバムの製作中から最後に残った一つは積極的に食べるようになりました。
【武田悠弓馬 コメント】
最初にロケハンで恐竜を見つけた時、シャンユーさん以外似合う人いないと思いました。
“遠慮のかたまり”を、遺跡から発掘した時の顔がとても好きです。
撮影が終わった時の、シャンユーさんの”喜びの舞”が良すぎて、すぐにまた撮りたくなりました。
【光岡幸一 コメント】
大人数での食事の時に、皿の端にポツんと残った餃子や唐揚げなどなど、いわゆる「遠慮のかたまり」になっている食べ物たちの写真を趣味で昔から撮り溜めていて、それをたまに人に見せていたりしたんですが、その中でも圧倒的な反応をしてくれたのがxiangyuでした。
多くの人が気にもとめない様な事を勝手に面白がれる人、というのはたまにいると思うんですが、xiangyuはそれだけにとどまらず、膨大なエネルギーと熱意をかけて作品にまで練り上げるとても稀な人で、そういう人と一緒にモノづくりができる事をとてもとてもうれしく思います。
アルバム『遠慮のかたまり』配信リンク
https://orcd.co/xiangyu_enryonkatamari
xiangyu 『遠慮のかたまり』リリースパーティー「ore!」
2MAN LIVE xiangyu AL “Enryo no Katamari” release party
日程:2025.07.02 Wed.
会場:WALL&WALL
出演:xiangyu、TAMTAM
OPEN:18:30 / START:19:00
チケット AD:¥4,000 / DOOR ¥4,600 +1D
先行チケット販売期間:4/25(金)20:00〜
URL: https://wallwall.zaiko.io/e/20250702-ore-xiangyu
イベントHP:http://wallwall.tokyo/schedule/20250702-ore-xiangyu/
【xiangyu・プロフィール】
2018年9月からライブ活動開始。
日本の女性ソロアーティスト。読み方はシャンユー。名前は本名が由来となっている。23年11月、gimgigamをサウンドプロデュースに迎えAmapiano、Gqomなどを取り入れ、町に落ちている“落とし物”を題材にしたコンセプトEP『OTO-SHIMONO』をリリース。24年は“遠慮の塊”をテーマに楽曲を制作。「ラスイチのピザ」「ずっといるトマト」ではボルチモアブレイクス、バイレファンキなどを取り入れた新しいサウンドを追求している。25年4月には七尾旅人、Kuro(TAMTAM)を迎えたアルバム「遠慮のかたまり」をリリース。
【光岡幸一・プロフィール】
名前は、字がすべて左右対称になる様にと祖父がつけてくれて、読みは母が考えてくれた。(ゆきかずになる可能性もあった。) 宇多田ヒカルのPVを作りたいという、ただその一心で美大を目指し、唯一受かった建築科に入学し、いろいろあって今は美術家を名乗っている。矢野顕子が歌うみたいに、ランジャタイが漫才をするみたいに、自分も何かをつくっていきたい。一番最初に縄文土器をつくった人はどんな人だったんだろうか?
【TAMTAM・プロフィール】
東京拠点の4人組。当初はレゲエ/ダブバンドとして始動し、次第にジャズ、ソウル、サイケ・ポップ、ニューエイジやエキゾチカなど多様なジャンルの影響をブレンドした音楽性へ発展。グルーヴと陶酔感をベースとしつつカラフルなサウンドとメロディが特徴。2024年、新作EP『Ramble In The Rainbow』を米ワシントンD.C.のレーベルPeoples Potential Unlimitedより初の海外リリース。発売翌日Gilles PetersonによるBBC Radio6トラックリストへの選曲を皮切りに、翌週はBandcamp Weeklyの表紙に抜擢、のちに2024年ベスト盤として特集される。国内ではRolling Stone誌”Future Of Music 2024″に選出されるなど、各地で反響を呼ぶ。活動は都内ライブハウスを中心にフジロック等の国内音楽フェスへ多数出演するほか、近年はカナダ・韓国・オーストラリアといった海外へも活動の場を広げている。
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