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映像作家・菅俊一の個展「正しくは、想像するしかない。」開催、人間の想像力を喚起する試み

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映像作家・菅俊一の個展「正しくは、想像するしかない。」が、松屋銀座7階デザインギャラリー1953にて開催される。会期は、3月20日から4月15日まで。

人間の知覚能力に基づく新たな表現の研究・開発を行っているクリエイターの菅俊一。第753回デザインギャラリー1953 企画展として開催される本展は、私たち人間が持つ想像する能力について考察するものとして、3つのテーマを掲げて構成される。


1つ目は、線の質感・表現を変えるだけで「透過」感覚を作りだす試み。2つ目は、ディスプレイや紙に描かれた顔の視線同士をつないで、空間に線を描く試み。そして3つ目は、これまで目にしてきた情報を手がかりに、その後どうなるのかを想像させる試み。

「私たちは普段目で見たものを手がかりとして、たとえば止まっている絵を見て動きや時間の経過を感じてしまうなど、頭の中で様々なイメージを作り出しています。 今回のプロジェクトでは、この私たちの持つ素晴らしい能力の一端に触れるため、点や線で構成された最小限の手がかりだけで、「透明」「視線による空間把握」「切断による時間生成」という3つのイメージをみなさんの頭の中に作りだす試みを行います。ここに並んでいるのは手がかりだけです。 正しいイメージを作りだすには、鑑賞しているみなさんの想像力を使うしかないのです」(企画・監修:菅俊一)

それぞれの展示を通し、人間の知覚能力の可能性を実体験したい。


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第753回デザインギャラリー1953企画展
 「菅俊一展 正しくは、想像するしかない。」
 会期:3月20日(水)~4月15日(月)最終日午後5時閉場・入場無料
 会場:松屋銀座7階デザインギャラリー1953
 主催:日本デザインコミッティー 
 企画・監修:菅俊一
 展覧会担当:鈴木康広

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