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未知のビートを求め、既存の概念を超越するSIMI LAB(前編)

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ー精神的な話はメンバー間で結構しますか? 

USOWA「MARIAとDyyPRIDEがめちゃくちゃしますよ。たまにウザいくらいに」

MARIA「すごいする! 昔から死んだ魂がどうのとか、哲学的な話をする。何のために生まれてきたんだろうって、よく考えるし。そのまま何もやらないで死んだら、生まれた意味がないし。人間ってこんなにいろいろな感情を出せる生き物だから、何か意味があるんだろうって。『生きがいの創造―“生まれ変わりの科学”が人生を変える』という本があって、それは超ミラクルスピリチュアル哲学なんですよ」

ーなんだかすごいことが書いてありそうですけど(笑)。

MARIA「そこに書かれていることについて、DyyPRIDEと喋ったりしますね。今作に“Circle”という曲があって、JUMAが言っているんですよ。『ここで出会ったが100年目、ワッツアップ』みたいな。それは私が生まれ変わりの話をJUMAにしていて、それがリリックになったりしている」

ーそういった不思議な縁は感じていますか? 

MARIA「私はすごくあるの。DyyPRIDEに会えなかったらみんなに会えなかったし。あの日、横須賀のクラブに行かなかったら、あのタイミングで逆ナンしなければ。後にも先にも逆ナンしたのって、DyyPRIDEだけなんですよ。そう考えると、SIMI LABになるために逆ナンしたんだなって。そこはブラックだらけのクラブで、DyyPRIDEはそのとき19歳で。超アフロでまつ毛もシュパシュパ長くて。なんか綺麗な感じだった」

ー綺麗なDyyPRIDE (笑)。

MARIA「そう、ピチピチなDyyPRIDEがいて(笑)。あのアフロ超イケメンなんだけど!って。それで話しかけて、みんなと出会ったわけだし」

ーそういう縁が連なって、今作のタイトルに帰結したのも不思議ですね。

MARIA「なるべくしてなった感じはありますね」

USOWA「単純に結束が強くなったのは間違いない。制作を推敲していく中で、普段言わないことも言わなければいけないので。みんなちゃんと言ってくれる奴なんだと思えたのがデカイ」

OMSB「自分がどんな人間かを最大限理解して、リリックを書いたり、ビートを作ってくれたと思いますね」

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