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ウィスット・ポンニミット ×臼田あさ美『REFRESH! Mamuang』インタビュー

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——タムくんは臼田さんが芝居をしている作品を観たことありますか?

タム「全然ないよ。普通だったら、昨日みたいにトークショーがあると相手のことを調べたほうがいいかもしれないけど、ゼロで話したほうが気持ちいいから」

臼田「うん、そっちのほうが自然だよね。あと、その作品を知っていることとその人を知っていることは違うと思うから。お話をするのは人と人だしね。私なんて昨日、タムくんの展示を観ないままトークショーが始まっちゃったから(笑)」

タム「一緒にバレーボールを観てたよね(笑)」

臼田「私がバレーボールにハマっていて、打ち合わせもしないで控室でタムくんと一緒にバレーボール中継を観ていて。本番の3分くらい前に試合の決着がついて。『勝った〜!』って(笑)。タムくん、ゴメンね」

タム「でも、今回のテーマはリフレッシュだし、そのほうが気持ちよくていいじゃん。“生まれたばかりのこの人”って感じがいいよ」

——臼田さんがバレーボールが好きなのは意外ですね(笑)。

臼田「バレーボールとフィギュアスケートはずっと好きで。スポーツの感動にお芝居は敵わないなって思うこともあるし、それと同時に自分も仕事でこういう種類の感動を生んでみたいとも思う。そういう感動をたくさん味わえたら、最高な人生だと思うんですよね」

タム「でも、あさ美ちゃんはスポーツが似合うよね。『タッチ』の南ちゃんみたいじゃん」

臼田「うれしい(笑)」

タム「スポーツのシンプルさとあさ美ちゃんのシンプルさは合ってると思う。スポーツって何も考えないで観れるんだけど、人生の意味みたいなことも感じるストーリーも生まれるでしょ」

臼田「うんうん」

タム「僕は映画が大好きだけど、最近は映画がちょっとセンチメンタルすぎるなって思うこともある。それで、よくスポーツを観るようになった。サッカーとかね。それもリフレッシュだよね。映画でもスポーツでも今の自分に合ってるものを観る。でも、一番いいリフレッシュはやっぱり自然に触れること。ご飯を食べてお腹いっぱいになったらソロの空気を吸って、空を見て、自然の気を感じる。自然は広いから飽きないよね。しゃべらないし、作られたストーリーもないし」

臼田「自然は勝手に変化していくしね。光も時間によって違うし」

タム「そうそう。エゴがない」

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